はりねずみ通信
2016.01.16
犬と猫の共存
自宅で犬1匹と猫6匹を飼っている。
猫の中には、犬を怖がるものもいるので、どうやって一つ屋根の下に暮らすかが問題だ。
うちの場合は、寝室が猫のサンクチュアリ(聖域)になっていて、入り口に柵をもうけ、犬が入れないようにしている。
犬が苦手な猫は、寝室から辺りを窺い、犬の隙をついて他の部屋に行く。犬が猫を見つけて追いかけていっても、寝室に逃げ帰ればいいわけである。
ところが、猫たちが全般的に高齢化してきたので(いまは1匹以外は14−5歳)、ひざの高さくらいある柵を越えるのにちょっと苦労するようになった。
何とか越えられるのであるが、柵の前で一瞬躊躇したり、飛び越えるとき足が縁に当たって音がする。
あまり知られていないが、高齢の猫は大半が椎間板ヘルニアや骨関節症を持っている。猫は犬と比べ、運動能力や筋力がすぐれているので、見た目にはわかりにくいし、痛いとは言わない。「歳を取ったから」と老化のせいにされがちなのである。
うちのねこたちも、もうすぐすると、治療が必要になるかもしれない。
そこで、昨日柵を低いもの(20センチくらい)に交換した。
犬が飛び越えられない、ギリギリくらいの低さである。
犬はしきりに飛び越えられないかどうか試している。
猫たちは柵の向こうを行ったり来たりして、高さを確かめているのがおかしい。
柵を跳び越えられる能力が、犬と猫で同等になった場合はどうしようか・・。
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