内視鏡外科
腹腔鏡手術・胸腔鏡手術などの内視鏡手術は、傷が小さいだけでなく、より精密な手術を行うことができるため、術後の改善が早く早期退院が可能になります。当院では避妊手術だけでなく、胆嚢摘出・副腎摘出などのより難易度が高い手術を内視鏡下で行っています。また特発性乳び胸の心膜切除・胸管結紮を完全胸腔鏡下で実施しています。
詳細:当院では現在まで200例以上のケースにおいて、腹腔鏡下胆嚢摘出術を行っています。術中胆管造影を行うことで、黄疸を伴うような重症の胆嚢疾患においても、安全に胆嚢摘出を行うことができます。腹部の傷は5-10mmの傷が3箇所から4箇所で、動物のからだへの負担は最小限です。入院期間は2−3日です。