はりねずみ通信
2016.06.02
トライやるウィーク
中学生の職場体験、トライやるウィークがはじまっている。
昨日は腹腔鏡手術の模擬体験をしてもらった。
先日紹介した3Dプリンタモデルを使った。
カメラや鉗子の挿入角度、腹腔内の空間の大きさは実物とまったく同じなので、鉗子操作がいかに大変かわかってもらえたと思う。模擬胆嚢を使って胆嚢摘出の練習。
実際にモデルの腹腔内で縫合を試みているところ。針をつかむところから難しい。
でも、みな懸命に取り組んでいた。
動物の腹腔を再現した3Dプリンタモデルを作ったのはたぶん私が初めてなので、みんなは世界初の体験者なんだよ。
ついでに「神チャレ」も体験。
これはみんなかなり苦戦。
「みんなお箸でごはん食べるよね。お箸が使えれば、絶対にできるようになります。でも、誰でもできることを毎日続けられる人は、あまり多くないんだよ。最初からできない、とか、才能がない、ってあきらめないで」
それが私の伝えたいメッセージである。
1件のコメント
トライやるウィーク中学生の皆さん頑張ってますね。私の頃にはなかったのでうらやましいです(^^)
息子が先生の所でトライやるでお世話になり早3年、月日が経つのは早いですね。懐かしいです(^^)そんな息子も今は高校生になりました。獣医の夢は^^;ですが、とりあえず希望大学に行き資格を取得し医療関係の仕事に就きたいようです。
トライやるでは病院での仕事の大変さ、大切さ、重大さや飼い主さんの想いや、病院に来る動物達の不安な表情。日常の生活ではあまり体験できない事が学べる授業なのではないかと思います。
息子はあの5日間を忘れることができないと今でも時々、病院にうさぎ達を連れて行ったときに話してくれます。今日のブログを読んで先生のメッセージを息子に伝われば、と思います。毎日はりねずみ通信はりねずみ息子も拝見しております。
長くなってすみません>_<
ポテトチップマミーさん、もう3年も経つんですね。びっくりしました。
医療関係に進まれて、将来どこかで一緒に仕事ができるかもしれませんね。そんな日も、すぐ来るかもしれません。
たった5日間の時間ですが、どこかに残っていて、自分が進む道の糧になってくれたらいいなあ、と思います。