はりねずみ通信
2016.10.28
驚きと創造
ペットボトルの水を取ろうとして、収納に置いてある段ボールの箱に手を入れた。
手に何か「毛むくじゃらなもの」が触れ、後ろに飛び退く。びっくりした。猫が入っていたのだ。
たくさんの猫と一緒に暮らしているので、あちこちに猫がいる。そこに猫がいても驚くことはないだろう。そう思ったが、実際には声がでそうになった。
同じような経験をしたことがある。
犬の検便をしていて、顕微鏡を覗いていた。回虫卵やコクシジウムがいるかな・・、と考えながらプレパラートを動かしていると、そこに突然ノミがいたのだった。
「わあ!」
と思わず声が出た。回虫の卵を目玉焼きとすると、ノミの大きさは猫くらいである。驚いた。
ノミやダニを顕微鏡で見ることはよくあるので、その「絵」に驚いたわけではない。検便中に現れるはずのないノミがいたことが、おどろきなのだった。
ということは、驚きとは珍しいものを眼前に差し出すことではなく、組み合わせの問題である、ということ。
多くの人をびっくりさせたり、興奮させようと、イベントを行う人やテレビ番組を作るひとは努力しているに違いない。新しいものを想像することは、並大抵のことではない。
でも、もっと簡単なのでは?
鍋をあけたらドバトがでてきたり、朝起きたら隣の子どもが横に寝ていたりするだけで、ひとは大きな驚きを感じられるはず。
1件のコメント
かない先生、こんばんは。
ここは初めての訪問です。
初めまして^_^
先日はゆうきの去勢手術と外耳炎でお世話になり、ありがとうございました。
ゆうきの手術当日もめちゃ元気で、今はた○た○の傷もわからなくてほんま嬉しい限りです。
うちは16歳のラブラドールと10歳のダックスが居て、毎日犬に振り回されてます。
手術当日は朝、赤穂から山陽道で往復、夕方お迎えに行き、めちゃくちゃ疲れました笑
耳はまだ臭いし、ちょっとづつ液体?が流れでてます。
来週にまた来院した方がいいのでしょうかねぇ?
初めての訪問やのに長々すみません汗
猫ちゃん、可愛いらしいですね♡
それはそうと、
なんでノミがう○ちと一緒に?
では、おやすみなさい。
また来院の際はよろしくお願いします。
ゆうきの家政婦さま、コメントありがとうございます!
遠くから大変でしたね。耳はまた診せていただいたほうがいいと思いますよ。
検便でノミが出るのは、体を舐めているうちに口から入ったのでしょうね(^^)
はりねずみ通信も、これからもよろしくお願いします。