はりねずみ通信
2015.04.13
音質について
昨日、ある音楽関係の方と話をしていて、楽器の音質についてあらためて感じることがあったので、書いておく。
(音楽に関心のない方には、なんのことかと思われるかもしれない)
私は高校からトランペットを吹いていて、相当な練習をした。息を吹き込んで音を鳴らす楽器を管楽器というが、音楽をはじめる以前に「音を作る」ことが大変なのが、管楽器の特徴である。
私の頭の中には、「こういう音で演奏したい」という理想の音があった。
ところがそういう音色をだすことは、とても難しい。おそらく練習のうち80%は音質作りに費やしたのではないか。
でも、いまでは楽器の演奏はいまでは続けていないし、音楽の道をきわめることはできなかった。
あれだけ費やした時間が無駄であったかと思うときも、ときどきある。なぜならば、獣医学科の授業が終わったら、すぐ音楽棟に練習しに行き、閉められるまでの時間ずっと練習していたからである。
6年間(獣医学科は6年制なので)ずっとそんな生活をした。あれほどの時間をつかえば、ひとつの楽器を自在に操れることができたはずである。でも、そういう実感は最後までなかった。つまり、音楽の才能はあまりなかったのであろう。
それでも、音楽は好きで、いまでもよくCDを聴いたり、コンサートに出かけたりする。
その時に注目するのは、音の響きや音質である。もちろん、音楽そのものも大切だが、声楽家の美しい声、ピアノの音色、合奏での和音の響きがとても好きなのだ。
そういうふうに音楽を楽しめるのは、自分で音を作る努力をした成果と言えなくもない。
ちょっと負け惜しみかもしれないが。
2件のコメント
先生おはようございます
音感が優れている人って、手先が器用な人が多いような気がします。指揮者のイメージでしょうか。
先生は何事も追及され、極められるのですね、私は結構すぐあきらめちゃうほうなので、見習いたいです。
先生、私の書いた、チッチのヘルニア闘病記を読んでくださった方が、今度先生のところへPLDDに行かれるそうです。メールをいただいたのですが、なんと東京の方でした・・・
チッチの闘病が他のワンコさんの役にたったことが嬉しいです。
どうか、よろしくおねがいします~(^^)
usagi158さん、昔トランペットを離さないので「スッポン金井」と呼ばれていました^_^;
PLDDご紹介いただきありがとうございました。いろいろやり取りする中で、信頼して下さるのがわかるので、usagi158さんのおかげだと思います。
期待に応えられるようにしたいです。
私、肺活量がすごかったので、音楽部の友達になんか吹いて
みてといわれ、ホルンに挑戦。こんなに音がでないものかと
思ってたら、コツをつかみ次にトランペットもo(^o^)o
今は音楽部っていわないですね。昔は人数も少なく私はバレー部だし
プーって吹いててくれたらいいからといわれ、吹いてましたo(^o^)o
音楽専門の先生からみたら、なんという事だと思われるでしょうね。
でもバレーの練習中に呼び出すぐらいだから。そんな時代だったんですね。
音楽はいいですねo(^o^)o楽しい時や悲しい時、音楽に救われます。
こんな私でも落ち込む時があるのかと。かない先生に怒られた時は相当へこむのでアリマスo(^o^)o
レックスさん、吹奏楽は応援にも使われますよね。あれはあれで、楽しいもの(^^)
以前怒ったのはレックスの病気に関してです。気になされないように!