はりねずみ通信

2017.03.08

雑誌掲載

腹腔鏡手術を行う仲間で、SAMIT(小動物低侵襲治療研究会 Study group of Small Animal Minimal Invasive Treatment)という研究会を立ち上げ、2013年から勉強会を行ってきた。たった5人の小さな研究会だが、このたびファームプレス社から研究成果が発表されることになった。

動物に低侵襲治療(身体の負担が少ない治療)が安全に行えるよう、一心に取り組んできたが、それが形になったことがとても嬉しい。もちろん、これはゴールではなく、手術法の教科書作り、安全な手術の普及を目指している(3月号は胆嚢編、5月号は副腎編)。

いろいろ書きたいことが山のようにあるが、もっとも感じたことは、少ない人数でも(むしろそうであるからこそ)力を合わせれば遠くへ行ける、ということである。
いま、雑誌を見直してみても、はじめた当時には想像もできなかったところへ進めたことがわかる。
だれか一人だけではけっしてできなかった。

ことのはじまりは、動物医療の腹腔鏡外科の普及に貢献されていた医師の故、山形基夫先生(日本大学医学部)の葬儀の帰り道、「研究会をはじめようよ」と皆で話したことがきっかけである。
山形先生はきっと喜んでくださるだろうな。

この雑誌を、できるだけ多くの人に見ていただきたいと思っている。
(自分で言うのもなんだが)獣医医療の常識を覆し、世界にインパクトを与えるようなスゴイ内容なのだ。
ファームプレス社に電話し注文する(tel 0120−411−149)、もしくは編集部(tel 03−5292−3022)に電話し、「すごい特集が出たと聞いたので、購入したい」と伝えていただけるとありがたい。

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