はりねずみ通信

2018.05.01

親心

親心という言葉がある。
もちろん親から子に対する思い、という意味もあるし、先生から生徒、上司から部下、という状況でも使う。

目上の者から見れば、子供や若い人のすることは危なっかしかったり、未熟に見える。
そこで、つい口出しをしたくなる。
とくに、将来に関わる重要な場面などでは、是が非でも説得して道を誤らないようにしようとする。

そこでしばしば衝突が起きる。
それが若者の自立心を育てることもあるので、いつも悪いことだととは言えない。
ただ、親や先生、上司の意見は、既成概念のなかでは正しいが、あくまでも大人の価値観である。行き過ぎると、若い人の可能性を奪ってしまう。

どんなに未熟でも、自分で考えたことを、自分の責任で行うように。
でも、突きはなすのではなく、見守っていく。
自分も(この歳になっても)そういうふうに扱われたいし、若い人にもそう接したい。

私が自分の親に今でも感謝することは、いつでも放っておいてくれたことである。

IMG_8131
きゅうけい

1件のコメント

  • こんばんは(*^^*)
    私はどちらかというと過干渉・過保護ですね…
    わんずやにゃんずに対しては(笑)
    残念ながら子供がいないので、本当の意味?での親心はわかってないかもしれないですが、両親には感謝しかないですし、好きにさせてくれたことは有難いと思っています。
    今日はノームのご機嫌がかなり斜めってて、癒しの時間(先生のブログ)がこんな時間に(T-T)
    撫でたりさすったり、抱っこしたりふせにしてみたり、、
    「それが疲れるのよっ!」って実は激おこなのかも…(^^;)
    体調は悪くなさそうですし、がっつり食べて飲むので、元気な証拠やと思っておきます…

    • コバシさん、昨日は暑かったので、ノームちゃんも少し不機嫌だったかもしれませんね。
      そういうことも元気な証拠だと思いますよ。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

最近のコメント

2023年
2020年
2018年
2017年
2016年
2015年
2014年