はりねずみ通信
2017.03.16
脳を鍛える
姉のブログに紹介されていた、
「脳が冴える15の習慣」(築山節著、生活人新書・NHK出版)を読んだ。
記憶・集中力・思考力を高める、という副題がついている。
現在はさまざまな情報にあふれていて、どうしても「受け身」になりやすい。そこで、「出力」をいかに作っていくか。それがポイントになるようだ。
記憶力を高めるためには、「報告書」「まとめ」「ブログ」を積極的に書くといいらしい。
日常に身の回りに起こるさまざまなことは、意識して見聞きしているようで、実は素通りしていることが多い。そのため、記憶に定着しないのだ。ブログなどを書くと、人に伝えることを前提に物事をよく見るようになる。
「こんなことが記事になるかもしれない」
と思って物事に取り組むと、細部をよく観察するようになるし、その状況を「解釈する」という能動的な脳の働きが必要になる。それが脳を鍛えることになるのだそうだ。
同様に報告書を書くことも、有効だとのこと。
セミナーに参加する場合は、その内容を同僚に伝えることを前提に話を聞くと、そうでない場合と比べて脳の定着力は高まるのである(勤務医の先生にさっそく義務づけよう)。
また、料理番組を見て、自分でその内容をまとめる、などもよい。これなら日常的にできるだろう。
わたしも、本の内容をこうやって報告することで、脳は(たぶん)活性化されている。
ほかにもためになる内容が目白押しなので、この本はオススメです。
1件のコメント
先生、おはようございます!
そうですね、やはり年齢と共に脳細胞が
死滅しているのだろうな、と日々の生活の中で多々感じております。
あれだけ好きだった本を読まなくなっています。
ブログは、毎回ワンコ達の事ですし・・。
本当に、惚けたらどうしましょう・・と心配しています。。
久しぶりに「脳が冴える・・・先生オススメの
本を読んでみます。
きなこさん、まだまだ大丈夫!動物と一緒に暮らしていると、ぼけません(^^)
本、是非読んでみてくださいね。読みやすいと思いますよ。