はりねずみ通信
2015.01.13
競争すること
他人と競争するのはよくない、自分は自分のペースで。とはよく言われることだ。
それは「人間はすぐ競争したがる」ことの裏返しでもある。
チンパンジーにおいしいおやつを与えると、喜んで食べる。そのとき、隣のチンパンジーが「もっとおいしいおやつ」をもらったらどうなるか。そのチンパンジーは、今まで持っていたおやつを放り投げ、隣のチンパンジーをうらやましがるのだそうだ。
霊長類など、高度な社会性を持つ動物は、他者との関係性の中で生きていると言っても過言ではない。誰かと比較することは、持って生まれた性(さが)と言える。人間もそうであろう。
最近は、学校でも「競争させない教育」が行われているという。
運動会でも、優劣をつけるといけないので、みんな一等賞、など。
ところが、教育に競争を取り入れないと、不可思議なことが起こるそうだ。
他人を助けなくなる、というのである。
人間は優劣がない、だれもがオンリーワンの存在である、というのは理論的には正しいように思う。ところが、誰もが同じだと考えると、いったい人間の個性の差はなにか?という疑問につきあたる。すると、差があるのは努力の違い、ということになる。
だから、誰かが困っていても、
「あの人は努力しなかったから、窮地に陥っているのだ」
と、傍観するようになるのだという。
なるほどなあ、と思った。
人間は競争好きである。その本質に目を背けず、うまく利用したほうが教育の効率は上がるのではないか。
2件のコメント
「まってるの」 なんと、可愛いのでしょう(^^)
抱っこして、寝たいです。
うちの、あんこも、これでもか!という位、くっついて寝ています。。
動物は、本当に可愛いですね!
友達が教師をしていますが、今の時代、熱血教師は、いないよと、寂しい言葉を言っていました。。なんだか・・難しい時代ですね。。
きなこさん、熱血教師はいないんですね。そういう時代の中で生きていく覚悟も必要ですね・・って、これも熱血でしょうか(^^)
おはようございます(^^)
わんちゃん、猫ちゃんも競争しますよね(^^)
ママの取り合いで・・・・・
競争があるから進化するのかなぁ・・・・
競争を愉しもう♪
LOVEさん、うちでも犬と猫がわたしの膝の取り合いすることがあります。が、かならず猫が勝ちます(^^)