はりねずみ通信
2018.06.22
画像の力
百聞は一見にしかず。
口で説明するより、動画を見せたほうが理解ははやい。
腹腔鏡手術のもう一つの利点は、高速に技術を広められる点にある。
この効果は強調しすぎてもしすぎることはない。
人の医療では、あらゆる分野の学会発表で手術動画が供覧されるようになった。
そのとき、局所を近接して撮影できる腹腔鏡手術は、説得力が高い。
それを見た人が、自分の手術にその技術を取り入れる。
かつては密室といわれた手術室が、いまは万人に開かれている。
人の医療で、内視鏡外科が爆発的に進化している理由は、動画による情報共有であると言っていい。
昨夜、リスボンで知り合った英国の獣医師からメールがきた。
手術の詳しい内容に関する問い合わせだったので、すぐ動画を送った。
これが基礎研究分野の話だと、こうはいかないだろう。
よい時代である。
1件のコメント
こんばんはー。密室から開かれた手術室になり、猛スピードで医療の世界も何もかも、海を越え空をとび、昭和な私にはついていけないけど、人間も動物たちも、確実にその恩恵を受けている。有り難いなぁ~ 誰かの努力のおかげで幸せを感じれてるんですよね(^^)その誰かの中に先生もいらっしゃる♪♪♪
感謝感謝感謝~☆
ふうさん、医学の進歩をみていると、ときどき目眩がしそうです(^^)わたしも昭和なりにがんばっていきたいです。