はりねずみ通信
2017.06.09
獣医を目指したわけ
こんな記事を書いてほしい、というリクエストがありましたので、書いてみます。
「私が獣医師を目指したわけ」
私の実家では、子供の時、犬猫を飼うことを禁止されていた。
(家族の誰もが動物が好きだったから、これは今でも不思議だ。たぶん世話をするのが大変と両親が判断したからであろう)
そこで、文鳥やセキセイインコを飼った。
雛の時は、頻繁に餌を与えなければならないので、小鳥を連れ歩くことも多かった。
私が小さいときのことを覚えている人は、「いつも小鳥と一緒にいる子供」と記憶しているはず。
小学校の低学年のある日。私は自分の責任でシロという名の白文鳥を傷つけてしまった。
一日看護をした(確か学校は休んだはず)が、結局亡くなってしまったのである。
その頃、二つ年上の姉が動物の医者になる、と言い始めた。私はそんな仕事があるのだと知り、影響されやすかったこともあり獣医になりたいと思った。それが確か、小学校3年の時だった。
(私は本当に感化されやすく、姉と同じ高校へ進み、同じ吹奏楽部に入った。姉は獣医師だが今は大学で研究をしている)
・・こう書くと、一途に目標に進んできたように見えるが、獣医の大学に入っても、いったい自分は何になるのか皆目見当もつかなかった。動物園、牛や豚などの大動物診療、発展途上国で役に立ちたいなど、逡巡したあげく、今の仕事に就いているのは偶然でしかないように思える。
ただ、個々の動物に向き合えること、摩訶不思議な身体のメカニズムに迫れる仕事がしたかった。
そういう意味では今の仕事は自分に適しているし、子供の頃との一貫性もあるような気もする。
1件のコメント
金井先生、さっそくリクエストに応えて頂き、ありがとうございます(^^)。
先生の原点は、小鳥とのかかわりだったんですね。いつか伺いたいと思っていたことでした!
また他のトピックも楽しみにしておりますので、書いてみようと思ってくださった時に、どうぞよろしくお願いします。リクエストも再度させて頂きます♪
今日退院した長男犬は、家に帰り、次男犬の熱烈な歓迎を受けた後、緊張がとけたのか、自分のベッドやソファでまったりとしていました。ご飯はペロリと食べ、あとはぐっすり眠るのみです!ありがとうございました(^^)。
明日は次男犬の診察、よろしくお願いします!
もちょままさん、モカちゃんは早く家に帰りたかったようですね(^^)
家でゆっくりしているようで、よかったです!