はりねずみ通信
2016.05.19
昨日の手術より
ボーダーコリー、歩行困難のため脊髄造影検査を行ったところ、頸部、腰部、馬尾にハンセン2型ヘルニアが多数認められた。PLDD(経皮的レーザー椎間板除圧術)を行う(日帰り)。
ラブラドール・レトリバー、乳び胸のため、胸腔鏡下胸管結紮(左右胸管を左側アプローチで両方結紮)
ミニチュア・ダックスフント、直腸にできた腫瘍から大量に出血したため、緊急的に肛門アプローチにて直腸引き抜き術(プルスルー)を行う。
フラットコーテッド・レトリバー、下顎先端にできた腫瘍切除のため、下顎骨切りと粘膜フラップ
チワワ、頸部2ヵ所の椎間板ヘルニア(MRIにて)のため歩行困難、疼痛。術中の造影検査では腰部にも多発性ヘルニアが認められたため、頸部2ヵ所、腰部6ヵ所のPLDD
手術室には腹腔鏡モニター、壁に設置する大型モニター、天井つり下げカメラ、記録装置などのさまざまな配線が必要で、現在は電気配線中。
配線の打ち合わせには内視鏡メーカー、工務店、美和医療、コンピュータ関係の会社など多数の業者さんが関わっているため、とても複雑である(はっきり言って理解不能)。協力してくださっている方々には、本当に感謝。
0件のコメント