はりねずみ通信
2016.02.06
春への体調管理
まだまだ寒いので、春まだ遠し、であるが暦の上では春である。
太古の昔から、生き物は春を待ち望んできた。植物は冬の寒さを耐え、春に芽吹くのを土の中で待つ。動物たちは繁殖期を控え、冬ごもりをしている。
どうやって春が来るのを知るのか。
気温や天候ではなく、日照時間だと言われている。地球の自転や公転は不変だからである。
日照時間が増加するこの時期、生物の体内では自律神経やホルモンのバランスが大きく変化するので、体調が不安定になったり、心理的に不安定になる人も多いといわれる。
動物病院でも、この時期には重い病気の動物を多く診察する。
そして、動物病院で働くスタッフも、少し体調が悪い人もいたりする。自分の体調が維持できなければ、病気の動物の治療はできないので、やはり体調管理は大切である。
どうすればいいかというと、
・うがい、手洗いをする
・食事を三食、しっかりたべる
・ストレッチと呼吸を整える運動をする
・よく寝る
あとは、この季節は体調や気持ちが不安定になることを知り、無理をしないことである。
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