はりねずみ通信

2015.02.10

手に書く

スタッフが手に何か書いているのを時々見かける。
忘れないためのメモ書きである。
「○○ちゃんに点滴」
「薬オーダー」
などと書かれている。
右手で書くので、左手の親指の付け根辺りの小スペースに書く。手に書いておけば、いつでも目に入るし、忘れない。用が済んだら洗って消すことができる。
ボールペンで書いても簡単に消えるのは、皮膚の代謝やリン脂質のためであろう。体には便利な場所があるものだ。

ただ、何か書いてあるのをみかけると、私はつい読んでしまう。秘密の内容は書かない方がいいだろう(だれも書かないか・・)。

書き方にもその人の流儀があるようで、おもしろい。
普通は2〜3語であるが、箇条書きで何行も書く人もいる。新種のボディーペイントのよう。
先日、動物の保定をしていた看護師の橋本を見ると、手に何かたくさん書いてある。
何を書いていたかは忘れたが、
「○○メディカルさんから連絡があったら、在庫を確認して発注すること」
のような内容だった。

主語や述語を全部書くと長文になるので、もちょっと簡略化したら?

 

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ていいち

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