はりねずみ通信
2016.09.09
悩み
「なんか最近調子が悪くって」
と友人の獣医師Aが言う。聞くと、治療がうまくいかないという。
「大丈夫だよ」
と一応慰めの言葉をかける。昔からのともだちなので、関西人らしい突っ込みを入れ、笑い飛ばすのも一法だが、こういう話は人ごとではないから、茶化すわけにはいかない。
運気というか、天の法則というか、うまくいかない流れになると何をやってもだめである。
治療そのものだけでなく、スタッフや飼い主さんとのコミュニケーション、運営や経営など、舵取りが難しい問題が山積みなので、タフでなければ(あるいは相当に「のんき」でなければ)やっていけない。
Aは「動物病院は総合格闘技だ」とよく言っている。本当にそうだと思う。
自分を追い詰め、心の病気になってしまう人もいる。
そういうときに、心のよりどころになるような場所が必要かもしれない。
院長癒やしの部屋、とか獣医駆け込み寺とか、名前を考えてみる。
心の整え方、休息の取り方、食生活、モチベーションの保ち方・・。いろいろな切り口があるだろう。
あ、私が作るって話じゃなく、そんなのがあれば利用したい、という話。
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