はりねずみ通信
2016.02.11
幕張へ
昨日は東京から千葉の幕張へ寄って、それから帰ってきた。
「幕張駅から徒歩数分」と記憶していたので、幕張駅で降りたところ、海浜幕張駅という別の駅だとわかり、移動。アポイントメントを取っていた時間にはぎりぎりセーフだった(事前にちゃんと調べるべし)。
動物医療で腹腔鏡手術が安全に行えるためには、トレーニングが欠かせない。
未熟なまま手術に臨み、事故を起こすことは絶対に避けなければならない。
ところが、外科手術は実際の症例で経験を積まなければ上達できない、というジレンマがあった。
しかし、それを解決するための方法があったのである。
できるだけ本物に近い骨格や臓器を、CT画像を元にして3Dプリンターで作成し、トレーニングに使うことができることを人の内視鏡外科学会で知った。
昨日は、その時に展示場で出会ったメーカーを訪問し、動物医療に応用できないか相談をしたのである。
担当のHさんは、医療の分野でこの事業に携わってこられた方で、3Dプリンターを使った臓器作成の手法に精通されている。また、医療分野で医師たちのニーズをくみ取り、実際に形にしてきたノウハウがあるため、私の希望にもとても具体的に答えて下さった。
行くまでは、動物医療だと相手にされないかも・・。とほんとはちょっと不安であった。
また、技術的にできない、という可能性もあった。
でも、いろいろ話をするうち、まだできてもいない動物のトレーニングセットが具体的に目に浮かぶように思えて、とてもワクワクした。
Hさんは、事前にはりねずみ通信もチェックして下さっていて、私が考えているようなことをあらかじめ把握しておられたのも、話がスムーズに進む理由だったと思う。
プロフェッショナルな人と話をするのは、とても気持ちのいいものである。
自分の知らないことや、自分だけではできないことを、だれかと一緒にやっていくことは大変なことでもある。だが、思いもよらぬ可能性が開けることもあろう。
これからが、楽しみになってきた。
1件のコメント
はりねずみ通信を通して
先生には、1日24時間では足りないというか…いえ、とても充実した生きた時間を過ごせれているのを拝見させていただき、元気はもちろん勇気をもらってます。
落ち込んだ時には、
励みになることも少なくありません\(^o^)/
今日は、またヘルニアの症状が出て受診しました。
先生も増えてて、はじめてアリの巣の迷子を経験して帰ってきました。
また、迷路が造られているのを見てワクワクしました(^_^;)
もこさん、椎間板ヘルニアが起こりやすい季節になっています。また、診ていきますね。
道に迷ったら、近くのスタッフに声をかけて下さいね(^^)迷路はこれからさらに難しくなっていきますよ(*^^)v