はりねずみ通信
2017.02.22
季節と病気
カルテを見ていると、不思議に思うことがある。
動物の病気は個体ごとに周期性がある、ということである。
たとえば、昨年2月に膀胱炎を起こした猫が、今年もこの時期膀胱炎になる。椎間板ヘルニアの疼痛発作を起こした犬の記録をみると、昨年と同じ日だった、など。
人間でも「毎年この時期が来ると・・」という話をよくきく。
私自身は、とても不可思議な現象だと思っているが、多くの飼い主さんは「ああ、なるほど」という顔をする。病気に季節性があることは、なかば常識なのだろう。
けれど、これを合理的に説明した記述はみたことがない。
気温や日照時間など、いろいろな要素が考えられるが、それだけだろうか。そういう体質です、と言われると、なんとなく納得してしまうが、腑に落ちる話はきかない。
こういった目に見えない事象を、見えるようにする取り組みは、もっと進められてもいい。
世界中の人のデータを解析すると、病気発生の周期と地殻変動に相関があり、地震予知に役立つ、というような驚くべき事実が発見される・・、なんてことはないか。
1件のコメント
季節と病気は 多分関係あると思います。
私は 予定や出来事を 毎日手帳に書き込んでいます。
今日はかないさん何時とか がくが調子悪いとか書いているのですが
だいたい 毎年同じ様な日に同じ様な事を書いています。
がくは 今まで夏も冬も私のボーナスが出た後すぐ 手術が決まったり 入院したりしています(T_T)
がくの病院代で いつも ボーナスがなくなってしまうって愚痴ってると 同僚がお金が出来るまで待っているんやわ!って笑っていました。
でも それは 毎年同じ頃に 調子が悪くなってたって事ですよね。
だから去年の3月末に 最初の前庭疾患になったので 今年も少し心配しています。
がくさん、ボーナスとの因果関係も調べると何か発見できるかもしれませんね(^^)
調子が悪くなると予想されるときは、早めに対応するといいと思います。