はりねずみ通信
2017.02.08
元気であること
「先生がもし体調不良になったら、手術は延期して下さいね」
とMさんに頼まれる。体調が悪いのに、無理をして手術することがないように、というお気持ちだと思う。
私は答えた。
「いままでこの仕事をしてきて、体調不良で休んだのは2日だけなので、その確率は低いですよ」
1日は食あたり、もう一日はインフルエンザだった。
それで、実際どれくらいの確率になるかを計算してみた。
2÷(22年×365日)=0.00025
つまり0.025%
調べてみると、昨年兵庫県内で起きた交通事故の死者は152人。
兵庫県の人口は557.2万人なので、兵庫県に住んでいて交通事故で死亡する確率は0.027%。
まあ、それとほぼ同じ確率です。
って、言ってもいいけど、「そんなこといわれても」と言われるのがオチである。
いろいろと忙しいようなことをここに書くと、「疲れてうまく手術ができないのではないか」と心配されることもあるのだと想像した。
つまり、動物医療に関わる者が、健康で元気であること。それが患者さんに安心を与える、というわけである。思えば、当然。
今日も元気ですよ!
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