はりねずみ通信
2016.09.06
他施設へ行って気がつくこと
先週は愛知県のK先生のところで、PLDD(経皮的レーザー椎間板除圧術)をお手伝いしてきた。
もう長いおつき合いなのに、いままで一度も訪れたことがなかったが、なんとなく動物病院の雰囲気は知っているような気になっていた。
ところが実際に行ってみると、思っていたのとだいぶ違う。
まず、動物病院の場所が、思いのほか街の中心部から離れていた。田んぼの中に突然出てくる、という感じなのである。
そして、獣医師や看護師などの人数がとても多い(当院の2倍以上)。
最新の設備を導入していることは知っていたが、それらがとても使いやすいように配置されている。
また、空間にとても余裕があり、全体に広々した感じなのだった。
この立地で、これだけの施設を運用しているということだけでも、この動物病院の魅力がわかるだろう。
PLDDは無事終わり、ここで勤務医として働いている渡邉先生と少し話をする。
渡邉先生は、以前当院で働いていた。その後、K先生の動物病院へ移り、近々独立するとのこと。
しばらくぶりに会ってみると、すっかりたくましくなっている。ちょっと痩せたか?
人柄がよい彼は、きっと成功すると思う。
(それにK先生と私の応援もあるし)
他の施設を訪れると、「いいなあ、すばらしいなあ」と思うことが多い反面、自分自身がどう在りたいかが明確になるような気がする。帰路は自分なりのスタンスをもう一度考えてみた。
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