はりねずみ通信
2015.11.30
予想能力
動物たちは、毎日を一日一日過ごしている。明日のことなど、あまり考えていないようである。ところが、近い未来はかなり予測している。
たとえば、黒い猫のチョコは、お好み焼きを作り始めると台所に走ってくる。
最終的に鰹節を混ぜることを知っていて、やってくるのである。私にしてみれば、お好み焼きを焼く動作と、ホットケーキを作る動作には(作り始めには)違いがないように思えるが、ホットケーキの時にはやってこない。これは、時間で判断しているのだろうか。謎だ・・。
犬のピヨは、食事の際、おこぼれをもらおうと食卓に来るが、食べ終わって箸を置くとどこかへ行ってしまう。食卓は見えていないので、食べ終わったかはわからないはず。
人間が発する「食べ終わったオーラ」を読んでいるようなのである。(その証拠に、食べている途中で箸を置いても去らない)
このように、動物たちは(食べるものに関する予想が多いが)、少し先は読んで行動している。
人間は進化していて、もっともっと先を読む。老後とか、地球の終わりとか。
人間の能力がもうちょっと低下して、せいぜい2−3日後の心配だけしていればよくなれば、人類は相当に幸せになるはずである。神様は、ちょっと頑張りすぎた。
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