ライン | はりねずみ通信| 姫路の動物病院かない動物病院

当院のスタッフの間で、密に連絡が取れる方法を考えていた。
勤務がシフト制なので、全員に連絡を行き届かせることが意外に難しい。朝、昼と夕方の診療後に、合計3回ミーティングをしているが、行うことのボリュームが年々増えていて、情報を周知徹底するのが困難になっている。

細かい備品の注文、新しく導入した器具の使用法や滅菌方法、入院動物の食事について、面会のときに説明する事項、点滴管理・・。

大きなホワイトボードに情報を集約していたが、リアルタイムに情報交換はできない。
そこで、LINEを使うことにした。

もともとメールではやり取りしていたが、看護師たちに訊くと、
「いま、メールはめったに使わない」
とのこと。
「ほとんどLINEでやりとりしています。両親はメールしかできないので、メールを使うのはその時ぐらい」
というので、LINEを使ったことがない私は、ちょっとムキになる。

それでLINEのインストールをして、受付の小原や看護師の長谷川に訊いた。
「で、みんなでやり取りするのに、だれが管理者になるの？」
「管理者なんておおげさなものじゃないですよ！」
と一笑に付される。
だって、知らないんだから。笑わなくたっていいじゃない。

この機会にLINEというものを知ることができたのは、よかったかもしれない。
どういう仕組みか、なぜ多くの人が使うのかが、だんだんとわかってきた。

最初の設定を直していなかったため、過去に通話記録のある人に通知が流れてしまったようである。
緊急時にこちらから携帯で連絡したとき、わたしの携帯番号を控えておられた方に通知された模様。申し訳なかった。

動物病院の時間外の電話は原則的に私の携帯に転送されることになっている。当院にカルテがある方で、メッセージが残っている場合のみ、折り返しこちらから電話するようにしている。だから、私の携帯番号を知らなくても、連絡は取れるのでご安心を（LINEは院内の連絡用にだけ使おうと思っている）。

ただ、手術中や会議、学会中などは返信できないこともあるので、了承いただきたい。

なにかとおった