はりねずみ通信

2018.03.22

バッハ

音楽の父と言われるバッハは、非常に多くの曲を残している。
とても一言でまとめることはできないが、バッハの曲には人間を超越したようなところがある、とよく思う。

ベートーベンやモーツアルトは、もちろん天才で、人間離れしている点では同じだが、曲には「人の手で作られた」という質感がある。
ところがバッハの曲は、すべてではないにしても、人が作ったというより「森羅万象の法則が具現化した」というほうがぴったりする。

これは数学が自然現象を説明するのに用いられる、という感じにちかい。
実際、数学者がバッハの曲を研究し、音の法則に数学的な部分がある、と指摘している。

空を見上げると星がきらめいている。
美しいけれど、それは物理的な法則に裏付けられている。

その自然の不思議を、音楽で解き明かしたのがバッハだったのかもしれない。

昨日、バッハのミサ曲のCDを聴いていたら、猫のトラが神妙に聴き入っていた。
より根源的な音楽なので、動物にもきっと響くのだろう。

IMG_7979
きいているとら

1件のコメント

  • こんばんは(*^^*)
    《おやすみバッハ》
    https://youtu.be/JZZYkIRhwTg
    ってメドレーがYouTubeにあるのですが、ノームがぐっすり眠るようなのでよくかけてます。
    テリーは知らん顔で遊んでます(笑)
    天はベートーベンの月光が好きでしたね。
    ちゃんと好みがあるのかも♬

    • コバシさん、うちの猫も音楽を理解するものと全然関心がないものがいます(^^)
      好みはいろいろですね。

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