はりねずみ通信
2015.06.10
バスケとサッカー
アメリカ人はバスケットボールは好きだが、サッカーは好まない。
理由は「サッカーは合理的でないから」という記事を読んだ。
私は中学校の時、バスケットボール部にいた。なんにでも熱中する方なので、相当に入れ込んでいて、家に帰っても練習していたし、どこへ行くにもルールブックを携えているほど。
バスケはマンツーマン・ディフェンスやゾーン・ディフェンスなどの守備がきっちりしているし、目的通りにパスを回しシュートまで持っていく行程は、正確そのものである。
中学校のグランドでは、隣でサッカー部が練習していたが、サッカーはそれほど「正確」ではない(まあ中学校の球技なので、そうなのかもしれないが)。とりあえずボールを蹴っておいて、そこへ向かって走って行く、というイメージ。一応味方へのパスであるはずだが、割と簡単に敵に取られてしまう。でも、それをまた奪い返して・・、という感じ。
(もしかして、サッカー好きの人が読んだら、偏見だ、と怒るかも。あくまでも、中学生だった私のイメージである)
米国でアメフトやバスケが好まれるのは、正確性や論理を重視する国民性のためではないか。
獣医医療でも、日本人と米国人で考え方に相違がある。
それに関してはまた書きたいが、彼らは「病気というものは、原因さえわかれば治るはずである」と固く信じてるフシがある。
わたしは、原因がわかっても治らないこともあるのに、とか、生き物にはどこか論理で割り切れないところがある、と心の底で思っている。
これは文化の違い、なのだろうか?
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