はりねずみ通信

2015.10.24

どこを通るか

あるサッカー選手の話を新聞で読んだ。
サッカーのトップクラスの選手には、ある共通した点があるとのこと。それは、若い時代、肉体的に限界ぎりぎりのトレーニングを行ってきたか、ということだそうだ。
そこを通ってきた選手は、精神的にも肉体的にもとても強くなり、厳しいプロの世界でも強さを保てるのである。

同じようなことは、医師の日野原先生も何かで書いていた。
若者は軍隊に入隊して、一定期間「絞る」のがいいのではないか・・。半分ジョークかもしれないが、そんなことを言われていたように思う。

私自身で思い浮かぶのは、中学校の時バスケ部に入っていて、先輩からものすごいしごきを受けたこと。
ダービーと呼んでいた勝ち抜きランニングで、1位になるまで何周もグランドを回ったり、今では禁止されているウサギ跳びをやったり。およそ現代のトレーニング法からはほど遠い、単なる鍛錬のような練習を強いられた。
もう一つは、勤務医時代のとき。これは自分の能力の問題かもしれないが、とても厳しくされた。

私は、自分が優秀であると思ったことは一度もないが、曲がりなりにもこの仕事を続けていけるのは、そこを通ってきたからだと思うこともある。

言いたいことは、現状が辛いと思っている若者がいれば、そこを通ることにも意味がある、ということである。

 

IMG_7357
べらんだにきたヒヨドリをかんさつちゅう

 

1件のコメント

  • ご無沙汰してます。今日ワールドて子宮蓄膿症って診断されたんですが月曜にせんせいに見て欲しいんですが大丈夫ですか?

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