ご一緒した人がはりねずみ通信の読者である場合 | はりねずみ通信| 姫路の動物病院かない動物病院

地域の研究会の委員をしていて、昨日は来年2月に開かれる研究発表会について打ち合わせがあった。そのあと、皆で食事をすることになり、近くのお店に出かけた。

私はこういう集まりの時は、いつもめっぽう聞き役で、皆の話をただ聞いているだけのことが多い。自分のことを話そうにも、何を話してよいかわからないし、話し上手な人のように面白いオチをつけるのが苦手なのである。だから、このようなシチュエーションはやや不得意分野なのだ。（まあ、さすがにこの歳になると慣れもあり、以前ほどの苦痛ではないが・・）

だが、昨日は研究会の事務局の方二人が、お二人ともずっとはりねずみ通信を読んで下さっており（ありがたいことです。ありがとうございます）、いろいろな話ができて楽しかった。
飼っている猫のことや音楽のこと、腹腔鏡のトレーニングのため折り鶴を折っていること、以前記事にした映画のこと・・。もうコタツが出ていることは発覚済みである。
相手が自分のことを少し知っていると、話の糸口もあり、そこからいろいろな話もできる。

つまり、コミュニケーションとは、自らをさらけ出すことからスタートするものである。それを今さらながら再発見した。すまして人の話を聞くばかりでは、相手も困ってしまうだろう。今回は思わぬところで、はりねずみ通信が役立った。

・・でも、「その話、前に書かれてましたよね」と言われる可能性には注意しなければならない。
日常のことをほとんど書いているので、その罠にはまる確率は極めて高いのだった。

こたつのうえでけづくろい