はりねずみ通信
2016.10.04
ごきげんで
動物たちに行う治療は、年々複雑化してきている。情報量も多いし、行うことが技術的にも難しく、分野も多岐にわたる。知力と体力の勝負、と思うが、見回してみるとそういったことをやすやすとこなしている人々がいる。
物事はいつも平穏無事に進むわけではない。身の回りには、次々にいろいろなことが起こる。
そういったことで、感情が乱れ、集中力を欠く結果になれば、質のよい仕事はできない。
クオリティーの高い働きをしている人たちは、どんなメンタリティーでそれを成し遂げているのか。
私が行っている毎日のことは、今や決して一人で行うことができない。
複数の人員で、よい結果を出すには、どうしたらよいか?
メンタルトレーニング専門のスポーツドクター、辻秀一さんの本を読んだ。
(リーダー1年目からの教科書、ぱる出版)
心がいつもフローの状態であること(フローとは、機嫌のいい感じ、とらわれずの状態、自然体な感じ)。
それが高いパフォーマンスを発揮できる秘訣であるという。詳しくは、機会があれば触れたい。
そういえば、私が目標とする人々は、いつもフローである。
「手術をするときは、ご機嫌さんで」
と、I先生も言ってたなあ。
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