はりねずみ通信
2017.01.04
あけましておめでとうございます
あけましておめでとうございます。
本年もよろしくお願いします。
本年の診察は1月5日(木)からになります。今年も「安心できる動物病院」として、スタッフと共にがんばっていきたいと思いますので、よろしくお願いします。はりねずみ通信も、どうぞおたのしみに。
年末の30日、私は実家に帰り、母からおせちの作り方を習った。
たしか2年ほど前だったと記憶しているが、ふと自分が親から受け継いだものが、あまりないことに気がついた。昭和は、伝統的なものが急速に失われた時代である。季節の行事は簡素化され、正月にどこの家でも行われていた餅つきはなくなった。おせちも、一から作る家庭は少なくなっただろう。
母は毎年、おせち料理を欠かさず作っていたが、高齢になってきたのでいつまで作れるかわからない。
何かひとつくらい、伝承されるものがあってもいいのかも。
そう思って、年末に教えを請うことにしたのである。
今年はタツクリ、黒豆、栗きんとん、エビの甘煮などの作り方を習った。
タツクリは、母がおせちを作り始めた頃の味付けと、現在は味付けが大きく変わっているという。より薄味になったそうである。時代に合わせ味付けも変化するのだと、へんに感心する。
黒豆は、外側が艶やかで、はち切れそうな光沢を出すのには工夫がいる。砂糖・醤油・塩など、基本的な調味料はシンプルであるが、これらを煮立て、黒豆を入れたあと一晩置くのだそうだ。翌日から煮はじめ、あくを取りながら弱火で8時間も煮るのである(詳しく書いているのは、備忘録のため)。
暮れにそんな悠久の時間は使えない、とも思ったが、なるほど伝統が廃れるにはわけがある、と納得もする。
それでも、単純に老いた親から何かを学ぶのもよいものかもしれない。
ちょうど30日は、偶然にも姉・妹も家族同伴なしでやってきたので、何十年かぶりに金井家5人が集まるという「みずいらず」に。おせち作りは、コミュニケーションにも役立つ。
本当は、元旦にもう一度行き、皆で正月を迎える予定だったが、大晦日からの急患で断念。
でも、おせちのお裾分けはもらっていたので、姫路で正月をする。
それにしても(一応メモを取って帰宅したが)こういう生活をしていて、果たして私がおせちを作る未来は来るのだろうか。
2件のコメント
かない先生 あけましておめでとうございますm(__)m
今年もよろしくお願いいたします。
年末年始とほんとうにお世話になりました。
今はベットに潜り込んで寝ています。
お昼にヨーグルト・おやつに紅芋ボーロを10粒ほど食べて食欲もすこしずつ戻ってきているようでほっとしました。
私も毎年黒豆と田つくり・栗きんとんは作るのですがさすがに今回はパスしちゃいました^_^;
「安心できる動物病院」って私にとっては「頼れて安心して任せられる動物病院」です。
面会に行った時にスタッフさん達の仕事ぶりをみていてすごく感心して帰りました。
今年もどうぞよろしくお願いいたしますm(__)m
yさん、このたびは色々心配されたかと思いますが、よくなってきてよかったです。
おせちも作れなかった・・ですよね(^^)
動物と一緒に暮らす人が、心配なく過ごせるようにしていきたいです。
ことしもどうぞよろしくお願いします。
明けましておめでとうございます。
本年も宜しくお願いします。
年始そうそうありがとうございました。
前もそうですが何年も犬と暮らしているのに、ちょっとの不注意がおおごとになり迷惑をかけ塁に苦しい思いをさせて
自分が嫌になったと言うか犬にとって人間と室内で暮らすのは危険がたくさんと改めて思いました。
口に入れて飲み込むまでビックリするくらい早いし(T . T)
年始からこんな事でまだ気持ち落ち込んでいます(;_;)反省です。
それぞれ仕事や家庭を持つと子供の頃の家族だけになる事はなくなりますね。
久しぶりの両親、兄妹で童心に返りましたか☺︎
束の間の気持ちのお休みでしたね。
明日から金井先生を待ってる飼い主さん、動物たちが待っています。
宜しくお願いします!
もあの母さん、ああいうのはアクシデントですから気になさらないでください。何年かするとよい思い出になります(^^)
今年もがんばっていきますので、よろしくお願いいたします!