はりねずみ通信
2014.12.24
「便利」の背景
師走に入ってから、日本の流通やサービスのすばらしさを感じる出来事がいくつかあった。
まず、テレビに付属するDVDプレーヤーが壊れる、というアクシデントがあった。
レンタルしていたDVDが挿入口から出てこなくなったので、比較的急を要する状態である。メーカーに電話するとこんな返事が返ってきた。
「修理に訪問します。明日か明後日か、どちらがいいですか?」
え、そんなに早く?とびっくりした。
翌日来てもらい、調べていただくと、修理不能とのこと。すぐその場で、あたらしいDVDユニットと交換し使えるようになった(ちなみに、取り出せなくなったDVDも取り出してもらった)。
「料金は不要です。これからも当社をよろしくお願いいたします」
そう言って帰って行く後ろ姿を見ながら、こんなサービスが受けられる国は、ほかにあるだろうか?と思ったのだった(メーカーの保証期間はとっくに過ぎているのに)。
もうひとつ。
親戚に少し大型の荷物を送る必要があり、購入先と配送業者に日程を調整してもらわなければならなくなった。私が親戚の家に出向き、その家具を組み立てなければならなかったので、限られた時間内に配送してもらいたかった。でも、たぶん無理だろう。その場合は、別の日に出直せばいい。それぐらいの気持ちでいた。
ところが、配送業者に電話を1本いれるだけで、購入先との時間調整をしてくださり、私が配送してほしいと思った時間ぴったりに運んで下さったのだった。
日本のサービス・流通業は、これ以上ないほどに進化している。
それは顧客のニーズに応えるため、さまざまなステージを経て到達したものであろう。私たちはそれを当たり前だと思っているが、本当にそうだろうか。壊れた電化製品が、翌日に直る国がどこにあるのか。
私は、感謝してサービスを受けつつ、でもそれを達成するためにどれだけの人的・物質的エネルギーが使用されるのか考えると、ちょっと怖くなった。
私たちは、もっと便利さを求めてもいいのだろうか。メーカーは、利用する人の欲望すべてに答えるべきなのだろうか。
利便を受けながら、そんなことを考えるのは不遜だが、そんなことをしばし考えてみた。
1件のコメント
内容と関係ないんですが(汗)
ガラケーから投稿、送信出来るのかテスト(顔文字も大丈夫かな?)
出来なかったら、みなさんとも『さよなら』になっちゃう<(´△`;)>
はりねずみ通信は、なんとか読めますがガラケーには厳しゅうございます(笑)
昨日は怪我人もなく無事注射が終わりホッとしてます
外では大好きなワンチャンが沢山居てウキウキだったのに入った途端に鼻息荒くヤバイ目つきΣ(゚∀゚ノ)ノ
最近はテレビの影響か少しメジャーになったようで、出先で声をかけてくれる方が増えました
我が家の犬にしては犬にも人にもフレンドリー
で〜す〜が!!!!調子こいて足を抱え込みマウントするんで困ります( ̄▽ ̄;)
よし送信(σ ̄▽ ̄)σポチッとな
姥桜さん、よめます(^^)読むのが難しくなってしまう方は多いのでしょうか?
これからもよろしくお願いします。