はりねずみ通信

ポジティブ

子どもの頃、私は親によくこんな質問をした。

「一億円あったらなにする?」

おそらく当時「3億円事件」などがあり(いまや知っている人は少ないかも)、お金があれば人生どうなるか、関心があったのかもしれない。

わたしはたびたびこの質問をした。そして、親はその都度ちゃんと答えていたように思う。
決して、「そんなお金の話をしてはいけない」とか、「何度も同じこと聞かないで」とは言わなかった。
これは小さな話ではあるが、思い返してみても、私は幼少時代から親からなにか否定的なことを言われた記憶がない。無謀なことや、突飛な発想でも、とりあえず受けとってくれた。
それが自分のいまの気質に影響を与えている。最近そんなふうに思うようになった。

私はときおり、唐突にアイディアを口にしたり、思わぬ行動に出たりする。
そしてしばしば周囲の人は驚いたり、無謀な振る舞いをいさめようとしたりする。自由に発想しても、否定されることがなかったから、私にはまわりの反応が理解できない。
大人になってから、それは困った性格であると思うこともあれば、それはそれでよい、とも考える。

一億円あったら、なにするか。
そのとき、親はきちんと自分の考えを答えてくれたことは覚えている。はぐらかされたことはなかった。それは間違いないと思うが、いったい何と答えたのか。不思議とそれがまるきり思い出せない。
お盆に会うとき、きいてみよ。

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「ポジティブ」への2件のフィードバック

  1. 金井先生のご両親はやっぱり素晴らしい方ですね。
    私が子供のころ、親には「お前の話は面白くない」とか「何度も同じことを言うな」と、かな~り否定的なことを言われました。
    そして、結構それってトラウマになっていて、大人になるまで引きずっていた気がします。
    子供時代の親の言葉って、重いですよね。

    先生のポジティブシンキングは、動物たちの幸せにも繋がっていきます。
    「歳を取っているし、もうだいぶ悪いから治療はしない・・」
    ではなく
    「まだやれることがあるうちは頑張ろう」
    と言っていただけたおかげで、我が家のチッチも元気に15歳のお誕生日を迎えることができました。

    寿命であれば仕方ないけれど、病気で具合が悪い状態で、別れが来るのはやはりつらいです。
    できることをして、痛みや苦しみをできるだけ取り除いてあげられれば、見送るときに悔いがありません。
    先生のご両親に「ありがとう」と私が言いたいです!

    お盆に会われるのですね。
    今回、父が倒れてみて思いましたが、突然病気になって意思疎通ができなくなると、もっと早く聞いておけばよかった、ということがたくさん出てきます。
    ご両親ご健在で、お元気なうちに、たくさんお話ししてください~

    1. usagi158さん、そういうふうに言っていただけてうれしいです。
      チッチが最後まで普通の生活が送れるように、できるだけしたいと思っていますので、また何でも相談してくださいね(^^)

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