はりねずみ通信

「自然」

『大人の人は「ちかごろの子どもは昔のように山で遊んだりできないのでかわいそうだ。」というけれど、今だってけっこう山があるし、ちょっと前は、朝からばんまで、山で、はいずりまわって遊んだことを覚えている。山の中は、むかでや、まむしなどがたくさんいて、山のまん中にある池では、かえる、ふな、おたまじゃくし、ざりがになどがいた。そしてそのなかであけびやつくしをとって食べたことがわすれられない。
でも今は、その山に住たくが建ち、山のまん中にあった池もうめたて、その上に、また住たくを建てようとしている。ぼくたちが小さい時から遊び相手だった山、もうほとんど見られないだろう。
そんなことをしたのは大人だ!
 いくらなんでも開発からはかいを作るのは、許せない。今ごろの遊びは、自分で考えたのではなく、大人が作った道具で遊んでいる。そんなものを作るから、子どもが自分で考えた遊びで、自分が考えた道具で遊んでいるのは見たことがない。それなのに大人は、「ちかごろの子どもは自分で遊びを考えようとしない。」などと、ぼくたちにケチをつけるが、そんなことをしたのは自分たちだ。とまだ気がついていない。
 そして今やっと自然をとりもどそうということでしんけんになっている。
 でも、そんなことはむだだと思う。いくら自然ができても、それは人工的な自然でぼくたちが小さいときから、いっしょに遊んだ山は、もう帰ってこない。
 だいたい自然をこわそうとしている人の気が知れない。完。』

これ、私が小学5年のときに文集に書いた作文。一昨日、部屋の整理をしていたら出てきた。
子どものくせに、「大人にもの申す」風で、笑える。最後の「完」がいい。



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本文

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文集の表紙も、私が(たぶん友達といっしょに)描いた

 

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