はりねずみ通信

2017.03.02

教えること

腹腔鏡のトレーニングコースをサポートするため、富士山のすぐ麓にあるトレーニングセンターに来ている。
昨日は結紮縫合の実習を行い、参加した獣医師の先生に基本的な鉗子操作をお教えした。

こういうところへ来られる獣医師は、優秀な人が多いので、少し指導するとみるみる上手になる。
私は自分自身があまり器用でないほうだったので、うらやましく思った。
私の場合は、1回教えてもらってもすぐできないので、ずいぶん苦労をした。それでもくじけずやってきたから、曲がりなりにもひとに教えることができるようになったのだと、自らをなぐさめる。

私も参加してきたこのトレーニングコースは、うまくできなくてうちひしがれた記憶が多い。
誇れることは、やめずに続けてきたことくらいだ。
そういう者が、人に教える意味もあるだろう。そう思って誠心誠意指導したいと思う。

今日は2日目。

IMG_9929

 

1件のコメント

  • 富士の麓にみえる金井先生へ

    スゴイ!ことをしている人には、特別な何かがあるのだ、
    と私は思っていましたが、最近、わかった事があります。

    やっていることが特別なのではなく、続けるということが
    偉大なことなのだと。猫さんは毎日キレイに毛繕いします。
    とらも毎日丁寧にブラッシングすれば艶が出ると分かって
    いても出来ません。ということに!気づきました。

    とらは鉗子の代わりにブラシを毎日続けるぞー☆
    気づきを有難うございました!

    • とらさん、そうですね。継続は力なり!1ミリずつ進めば、いつかは遠くへ行けます。ブラシ頑張りましょう。ぼくも鉗子でがんばります(^^)

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