はりねずみ通信
2015.06.25
批判的精神
学会に行くと、かならず発表者と会場の質問者の間で「せめぎ合い」がある。
かなり厳しい質問や、身も蓋もないような攻撃もあり、発表者はときに意気消沈する。
せっかく頑張って発表したのに、ぼろかす(?)に言われると、がっかりするだろう。
最近では、若い人が発表しているときに、あまりきついことを言わず前向きな意見を、という風潮もある。
もちろん、ただ威張って批判するだけで、相手をおとしめるような発言はよくない。
けれど、学会というものは批判的な精神が必要である。
ある分野で経験も知識もある人から見れば、その発表の不備や、考え方の問題点が見えるので、
「もっとこうしたほうがいいよ」
とか、
「そこはちゃんと調べたのですか?」
という意見は出るはずである。それを「批判された」と捉えて、単純に落ち込むのはもったいないことだ。
ときに根拠のない批判にさらされることもある。
それだって、その発表がある人の心に引っかかったから出た批判であるはず。
学会に出すからには、批判されることは覚悟しなければならない。そして、それが思考を鍛えてくれるのである。
私は若い人には、
「そんな批判に負けてどうする!歯を食いしばって前に進むんだ!!」
と言いたい。
ちなみに私は、自分の知りたいことを質問することも多いが、
・発表者も会場のひとも希望が持てるような質問(ここをこうすると、もっとよくなる、とか)
・発表者が言い足りないことを発言できるような質問(だいたい発表時間は少なく、核心部分でもっと言葉を尽くしたいというのが発表者の本音である。それを導くような質問)
ができればいい、と思っている。
なかなかうまくいかないけど。
1件のコメント
学会での質問は勇気がいるでしょうね。
友逹との会話なら聞きたい事もすぐいえるけど。
ミーが亡くなり、家の中がなんとなくシーンとしてるし、
ミーというだけで、レックスが走り回ってワンワンと
いってましたが、今ではミーといっても何もいわなくなりました。
ネコトイレやミーのエサは、ネコ友がほしいという事で、少しずつ
片付けてますがまだ渡してはいないので、家の片隅に。
多分それをみてる主人は、ネコを待ってるでしょう。
ネコ友に渡したら、絶対ネコは?って聞いてくるでしょう。
今までスマホに書き込みしてたら、ミャ~ってきてたんだけどね。
私が飼った動物で一番長生きしたミーでした。
ジュンの世話も手伝ってくれて、ミーを飼ってホントによかったですo(^o^)o
あ~でも、もうネコちゃんは飼わないでしょう。
レックスの足も悪いし、鈴虫はどんどんうまれるしで
ミーの悲しみに浸ってる時間がない私です。
レックスさん、ミーちゃんが亡くなり寂しい思いをされていると思います。そこにいる存在がなくなることは、とても辛いことですね。
元気を出してくださいね。