はりねずみ通信

2018.01.26

四股

ファーストリテイリングの柳井社長が、新聞のインタービュー記事で健康法について尋ねられていた。
(小さな衣料品メーカーを世界企業に育てられたエネルギッシュな人である。68歳とのことだが、とてもそうは見えない)
「四股踏みです」
との答え。やっぱり。

冬になると、どうしても体をうごかす機会が少なくなる。
寒いのでじっとして体を硬直させるので、血液の循環がわるくなる。
身体は脳を司令塔にして各臓器がコントロールするのではなく、臓器同士が密接に情報交換をしていることがわかってきた。臓器が出すメッセージ物質を運ぶのが血液である。
つまり、血液の循環をよくすることが健康に重要、ということ。

心臓や頭は上半身にあるので、なんとなく上側に意識が向かいがちだが、実は血流の要(かなめ)は足である。
重力に対し血液を押し上げる必要があるので、下半身は血流が滞りやすい。
股関節は上半身と下半身の血流の関所なので、股関節周囲の血流を保つことが全身の循環に重要なのだ。

四股はこの目的にかなう運動だと思う。

自分の体重が地面にしっかり伝わるように「踏む」と、骨にも刺激が加わり丈夫な骨になる。
はりねずみ体操は、考案してからしばらくして四股が加わった。股関節の重要性に気がついたから。

寒い日も縮こまっていないで、運動しましょう!
いまからしてきます。

IMG_7750
sumakoさんがくださったカード

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