はりねずみ通信

AI

いま人間が行っているさまざまな仕事は、将来AI(人工知能)に取って代わられる。
事務処理などの単純作業、税務処理、司法関係の仕事はもちろん、医学なども代替可能な領域が相当にあるという。

AIにいろいろしてもらえば、ヒューマンエラーが少なくなる。
人間は時間ができて、より創造的な仕事に集中できる。
人手不足を解消できる。
と、いいことずくめ、のようだが、本当だろうか。

AIに考えさせるには、物事を情報という形にして、データに落とし込まなければならない。
動物の診察でいうと、問診データ、病気の動物の身体検査所見、血液検査など、レントゲンやCTなどの画像所見が、コンピュータに入力される。それをAIが分析し、過去の医学文献を高速に検索して、考えられる疾患のリストを作る。
経験値によるバイアスが避けられ、より客観的な診断ができそうである。

けれど、実際の診療では、多くのデータを網羅的にみても、核心にたどりつけないことが、ままある。
たとえば他施設からすべての検査データーをもらったとする。
「こういう病気ではないか」と仮診断してから、実際に動物を診たり、飼い主さんから問診をとると、最初に考えていたのと診断名がまったく変わってしまうことがよくあるのだ。
百聞は一見にしかず、とはこのことだ、と思う。見ないとわからない。

バラ色の未来のようにみえて、ふたを開けてみると大きな落とし穴がある。
スティーブ・ジョブズはiPhoneを「発明」したとき、熱中しすぎたひとが線路に落ちてしまうことを予測しただろうか。



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それはねこの

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かない動物病院
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