はりねずみ通信

2017.08.30

縁あって

自分自身でもたのしみにしているイベントがある。

一つ目は本日。
東京で行われるHJS(ハイパージョイントセミナー)の講師の一人として、腹腔鏡下胆嚢摘出術について30分の講演をする。
今回のテーマは「胆泥(たんでい)症」。
犬には胆泥症が多いが、その原因や対処法についてはさまざまな意見がある。このたびは、内科や外科、病理などの複眼的視点でこの疾患に切り込む、という企画だ。
私の役割は、腹腔鏡下胆嚢摘出術が、従来の開腹術と比べどう違うか、拡大視で見た肝胆道系の世界を供覧するということ。
参加される方の反応がどうか、とても楽しみである。
研究会で一緒の近藤先生(りんごの樹動物病院)も、皆で取り組んできたデータをもとに発表する(がんばりましょう!!)。
160人分のチケットが、たった2日で売り切れたという盛況ぶりで、このテーマがいかに獣医師の関心が高いかを示していると思う。

二つ目は、9月15日。
日本臨床獣医学フォーラムのランチョンセミナーで、同じく腹腔鏡下胆嚢摘出術の話をする。これは私一人で時間は1時間。
金曜日のランチョンセミナーだから、定員の100名が集まらないのでは?と思い、先日チケットを確認してみると、すでに完売だった。よかった。

三つめは、10月29日に行われるJAHA(日本動物病院協会)年次大会で行われる「JAHA流TEDトーク」。
これは、自分の夢や目標、熱意を持って取り組んでいる事柄を自由に話してよい、という企画。
10分程度の短い時間で、聴衆を引きつけるスピーチが出来るか。皆の気持ちに火をつけることが出来るか。
ストーリーはほぼ出来たので、あとはいかに話すか、である。これも、とても楽しみ。

いずれも、色々な縁で声をかけてもらったので、関係の方に本当に感謝、である。
与えられた機会に、ベストをつくしたい。

IMG_6773
つまみ

 

 

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