はりねずみ通信

2015.06.20

獣医麻酔外科学会

昨日から獣医麻酔外科学会(大宮にて開催)に参加している。

昨日はステントのセミナー・実習があった。
気管虚脱(空気の通り道の気管が「へしゃげて」呼吸がしづらくなる病気)の気道を拡張するため、尿管や尿道が狭窄した場合などに、その経路を拡張する道具がステントである。
いまは専門のメーカーが動物用にさまざまな製品を開発しており、その適応や使用法に関するレクチャーと、製品の使用法の実習がこの企画の目的。
内容もそうだが、このような企画を行うコンセプトや、具体的な方法についてもとても参考になる。
ある手技について、人に正しく伝え、「やってみよう!」という意欲を起こさせるにはどうしたらいいのか、示唆が得られた。
獣医師はみな「病気をなんとか治したい」「動物の負担を減らしたい」と思っている。
その心に火をつけるにはどうしたらいいか。伝え方、というのはとても大切である。わお!と思わせられるかどうか、であろう。

今日はウサギの麻酔法、整形外科・軟部外科の症例発表、医師(人の)による肝臓手術のレクチャーなどを聞く予定。
では行ってきます!

 

IMG_6689
宿泊している銀座近辺の風景(ホテルの窓から)

 

 

 

2件のコメント

  • 学会お疲れさまでした。
    今日の朝、ミーがなくなりました。
    亡くなる前まで、私のそばにいて、しっぽフリフリしてました。
    ジュンが亡くなった時から、いつかこの日がくるとは
    思ってたのですが。
    先生、長いあいだお世話になりました。
    突然だったもので、先生の留守電に、私、何を話したのか
    記憶がありません。意味不明な事をいってたかもです。
    すいません。
    待合室でおあいしてる皆さんへ
    ミーの話を今まで聞いていただきありがとうございました。

    • レックスさん、ミーは本当に長い間がんばりましたね。寂しくなりますが、元気を出してくださいね。

  • お忙しいなかありがとうございました。
    娘夫婦、親戚の方が来ていていつもより家の中が賑やかでした。
    もあにとっては嫌だったのだと思います。夕食後に行く洗面所で寝ていたのですが、19時30分に一度、嫌そうな顔つきで私の方に戻って来て発作が始まりました。
    この時はいつもより短く軽かったです。
    人が来ているのが嫌なんだとわかっていたのでしばらく抱っこしていましたが
    洗面所の方に戻って行きました。
    22時30分に二度目の発作になった時、私もびっくりして不安になりましたが自分を落ち着かせもあを抱きしめていました。
    他の2頭は人が来たら遊んでもらえるので喜んでいましたが
    いつもいない人がいたら不安になり興奮するのでしょうか? もあに神経使います(-_-)
    土曜、日曜はいつものように食事もきちんと食べ、散歩も先頭になり喜んで行きました。
    今日、診察行きます。宜しくお願いします。

    • もあの母さん、嬉しくてもびっくりしても、何らかの興奮が関係するのかもしれませんね。
      診てみますね。

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