はりねずみ通信

重症熱性血小板減少症候群(SFTS)

ダニに刺されることにより感染する、重症熱性血小板減少症候群(SFTS)について相談があった。
飼い犬が感染し、犬と接触することで人にも感染したケースが報告されたので、心配されるかたも多いと思う。
いままではダニからしか感染が起こらないと思われていたから、感染を起こした犬からうつるとすると「大丈夫だろうか?」と心配になるのも無理はない。

ただ、これは非常に稀なケースなので、通常は「人間や動物がダニに刺されないように注意する」「人間・動物の体調に変化があったときは、早めに受診する」ということにつきる。健康な犬が人間にどんどん病気をうつすわけではないので、過剰に心配する必要はない。

ダニに刺されないようにするには、ダニがいると思われる農道や茂み、草むら、木の下などに行かない、手足・首が露出しない服装にする。動物はダニ予防薬(スポットオンタイプや、飲み薬など)を使う、散歩コースを考慮する、など。

人も動物も、下痢や嘔吐などの消化器症状や発熱が主な症状なので、そういった症状があり、最近ダニに刺された可能性があるのであれば医療機関を受診することが勧められる。
その際「ダニに刺された可能性がある」と告げることが、非常に重要である。
医師や獣医師はSFTSの知識はあっても、普段から非常に多くの消化器疾患を診察しているので、鑑別疾患の上位に上らない(簡単に言うと「思い浮かばない」)こともある。たった一言が診断の決め手になることもあるので、情報を伝えてほしい。

 

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玄関も好き

 

「重症熱性血小板減少症候群(SFTS)」への4件のフィードバック

  1. 本拝見させて頂きました。本当に愛犬は昨日、過去の事は覚えて無いでしょうね!?飼い主と一緒に居られる事が一番の幸せだと思います。そう感じます。だから家のポニョももう9才なのでパートが終わり次第なるべく早く帰ってあげる様心掛けています。後何年、元気で傍にいてくれるか?おもうと寂しくなります。もし病気やけがをしてもかない先生がおられる事~大変心強いです。すごく動物に愛情持ち優しさがにじみ出てるよい写真です!!今後もお世話になるかと思いますがポニョを宜しくお願いいたします。

    1. 黒田さま、ありがとうございます。動物は過去のことは覚えていますが、人間のように過去や未来に囚われて生きていないと思います。
      ポオニョちゃんと、楽しく毎日を過ごしていただきたいです。

  2. こんばんは(*^^*)
    ノミダニのお薬を飲ませていたのですが、テリーをトリミングに連れて行った時、ダニがついていたと見せて貰い驚きました。
    ノームは先生の所でお願いしていますが、なんともスタッフの方が仰らなかったので大丈夫だったのでしょう。
    もう何年もわんずと暮らしていますが、初めてでゾッとしました。
    ブラシはお散歩毎にしていますし、お薬も通年で使っていますがつく時はつくんですね。
    今年は特に暑かったのも影響があるのでしょうか?

    1. コバシさん、予防していてもダニが100%つかないわけではありません。
      ただ普通は吸血する前に死んでしまうので、心配ないことが多いです。今後心配な場合は、その他の方法もあるのでお問い合わせ下さいね。

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