はりねずみ通信

脳の違い

看護師の堀川と私の会話。
「先生、昨日すっごい面白いことがあったんです!」
「へー、どうしたの?」
「電車に乗っていたら親子4人連れがいて・・」
堀川曰く、子供のひとり(女の子)が気分が悪くなり、途中の駅で降りることになった。家族が急いで降りたあと、ふと見ると座席に子供(男の子)のパーカーが置き忘れてあった。堀川は慌ててパーカーを持って家族を追いかける。そのとき、電車のドアが閉まり、彼女は関係ない駅で15分待つ羽目に。
要約するとそういう話だった。そのディティールを、非常に丁寧に話してくれる。「へえ」「そうなの?」「それはショックだったね」などと聞いていると、約10分は話していた。
すごい面白い、かどうかは別にして、私は非常に興味深く話を聞いた。
考えていたのは、男性と女性の脳の違いである。

おそらく男性であればこういう話題は1分以内で終わる。
「昨日電車に乗ったら、忘れ物をした人がいて渡そうと思ったら乗り過ごした」
おわり、である。あるいは、そんな話題をいちいち話さないかも。

人類の祖先は、男性は狩りに行き、女性は家で子育てや家事をする、という生活形態をとっていた。
男性は遠くを見渡し、獲物の場所を推定したり、仲間と共同で作戦を立てたり。
女性は赤ちゃんに授乳したり、家事をしながら女性同士で身近な四方山話をする。
男は結果や成果を重視し、女性はディティールや過程を重視する。そのように、脳は進化した。
(ちなみに、これは私の考えではなく「女の機嫌の治し方」(黒川伊保子著、インターナショナル新書)から要約して引用)

男性からみれば、「そんな途中のことはいいから、結果を教えて」と、女性の長話の腰を折りたくなる。
一方、過程を重視する女性の立場で言えば、「答えを教えてもらいたいんじゃなく、話を聞いてほしかっただけなのに」
とぷんぷんする・・、というシチュエーション。どこかで見ませんでしたか?

これは脳の違いなので、そういう理解で。

で、なんで「女性の機嫌の治し方」なんて本を読むの?
・・深読みしないでくださいね。

 

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はいろかどうしよか

 

「脳の違い」への8件のフィードバック

  1. おはようございます(^^)

    私も 今 何故「女性の機嫌の治し方」?
    そこに 注目してしまいました。
    その本には どんな 治し方が 書いてあったのでしょうか(-_-;)
    コンサートで ブラボーと叫んだとか 診察中の 先生しか 知らないので
    時々 え??(*_*)と思います。

    日曜日に 僕のワンダフルライフと言う映画を見に行ってきました。
    犬が主人公で 好きだった飼い主に会う為に 何度も生まれ変わって
    来る話です。
    犬は 飼い主の嬉しそうな顔をみたり 撫でてもらったり 一緒に居られたり その今が 嬉しいって

    だから 後どれ位 一緒に居られるかとか 何か 調子悪いみたいとか 暗い顔は なるべく しないようにしょうって 思いました。
    映画なので 実話ではないかもしれませんが 老犬を飼っていると 毎日体調の心配ばかりしています。 でも 犬は そんな人間の気持ちは 理解出来ないので 朝 目覚めた時に まず 笑って 撫でることにしました。

    でも 調子悪い時は…  お願いしますm(__)m

    1. がくさん、動物と一緒にいるときを、いつも楽しんでほしいと思います。彼らにとってそれが一番の贈り物です(^^)
      調子が悪いときになんとかするのは、私の仕事なので、それはおまかせください!
      私は診察の時もブログを書くときも普段も、一貫して同じつもりなんですが・・。

  2. 私は真逆で男性脳だ、と昔よく指摘されました。
    「で、結論は何?」と話を端折る端折る。過程よりも結果が
    どうなったか気になる性分で、生来の「いらち」気質もあり
    今思うと人の話を聞くのに失礼な態度だったなあ、と反省
    しております。学生時代を思い出しました。
    「女性の機嫌の治し方」は、きっと看護師さんとの円滑な
    コミュニケーションを図るためにお買い上げになったのですね
    (・∀・)
    プーコのお腹、少しずつですがうっすら毛が生えてきました。
    焦らずのんびり、がいいのかもしれません(^^)

    1. プーコ姉さん、脳のバランスは人によりけりで、私はちょっと女性脳寄りかも。
      本について、捕捉すると、脳やAI(人工知能)の話題からこの本に行き着いただけで、機嫌を直したい誰かがいたわけではありません(*^^)v
      プーコちゃんのお腹、少しずつよくなるといいですね。

  3. こんばんは(^^)
    私も主人に話をする時には、つい長くなってしまう事があり、「余計な話が多いから、わかりづらい。もっと頭使って、端的に喋らんとあかんで。」などと言われて、「もうええわ。」などと気分を害する事が多いです(^_^;)
    本当に、ただ聞いて欲しかっただけなのに・・と腹が立ちます(笑)
    主人は営業の仕事をしていて、普段から喋り方に気をつけてるから余計気になるんだと思います。
    最近は主人の不穏な空気を察すると、短く話そうと努力してますが、脳の違いが原因なら、変えるのは相当難しいですよね(^_^;)

    1. ジュディーさん、歴史的に世の中のシステムが男性用にできているので、女性は圧倒的に不利ですね。スピードや効率をもとめる社会の行き着く先は・・・。
      男女の人口は半々なので、お互いの違いを理解しながら過ごせるといいですね(自戒も込めて)。

  4. 金井先生、こんにちは。
    とても考えさせられるトピックでした・・・(笑)。

    お問合せのメールをさせて頂きました。ご確認をお願い致します(^^)。

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