はりねずみ通信

早期発見・早期治療4

急性胃捻転については、過去にも書いたので、ご存じの方も多いかもしれない。
おもに大型犬に起こる。胃が急に膨満して捻転し、処置が遅れると死につながる急性疾患である。

いまは腹腔鏡下で予防的胃固定ができるので、予防は可能になっている。
5mmから1センチの傷3ヵ所からカメラや器具を入れ、腹壁に胃を固定し、捻転を防ぐ。若いときに避妊手術や去勢手術をするとき、同時に行うことを勧めている。

勧めたとき躊躇される方もおられる。
それは当然で、傷は小さくても健康な体に行う処置なので、「本当に必要だろうか」と思うのは当たり前である。大型犬のすべてが胃捻転になるわけではない。
ただ、どれくらいの確率で起こるかというと、おそらく散歩していて車にはねられる確率より高いだろう。
手術は保険のようなもの、と考えるとわかりやすい。
将来のリスクに備え、準備するのである。

 

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むしんにねる

「早期発見・早期治療4」への4件のフィードバック

  1. やっぱりかない先生の言われる通り 内視鏡検査して良かったです。
    有難うございました。
    胃から出てきたのは、竹串と毛玉(卵ぐらいの大きさ)2個。
    十二指腸で詰まっていたら危なかったと聞きました。
    これからは気を付けないと・・・

    1. モックさん、これも早期発見・早期治療ですね。何か問題が起こる前に対処するのがベストなんです。

  2. おはようございます。先生、また、今回も時間外にお願いをしてすみません。おかげさまで、チップが元気に帰ってきました。本当にありがとうございました。
    元気に走り回るのを見るとうれしいです。ポテトも不思議なことにチップが入院しているときは、さみしそうでした。
    来月、チップ、ポテトともに健康診断、爪切りを予約しますので、よろしくお願いします。

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