はりねずみ通信

日本人にとっての桜

日本人にとって、桜はどういう意味があるのか。

あらためて考えると、特定の植物にこれだけ「入れ込む」国民は少ないように思う。
天気予報には「桜前線」なるものが毎回紹介されるし、花の咲く段階を「二分咲き」とか「五分咲き」なんていちいち名付ける国はあるだろうか。
また万葉集や古今和歌集の時代から、連綿と桜が詠われ続けてきたことも、不思議と言えば不思議である。

長い冬を待って、一斉に咲くその咲き方。
満開のときの美しさ。
それなのに2−3週間のうちに散ってしまうはかなさ。

そこに人生や、世の中の無常を重ねて見る習慣が、日本人の心に根付いている。
満開のときより咲きはじめが美しい、あるいは、散るときの桜吹雪がすきだ、などということは、いまの若い人が言うのも聞くし、紀元前の人も言っていたはず。

日本人のわびさびの精神が特別である、とことさら強調するのも興ざめだが、ちょっとほかに国にはない自然観を持っているのは間違いないないように思う。

そんな微妙なニュアンス、とても外人に伝えられない。


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「日本人にとっての桜」への4件のフィードバック

  1. こんばんは(*^^*)
    冬を越し、いきなり花から咲き、最初は可憐に清楚に咲き、満開になると絢爛に咲き競う。
    そして、見事なまでに鮮やかに散っていく潔さ、でしょうか。
    今夜は小望月に照らされる桜が鮮やかです。
    明日は満月ですね(´ー`*)
    深呼吸して月を見上げると、そこに桜。
    贅沢ですね(^_−)−☆

  2. かない先生、こんばんは。

    以前、中国の研修生と働いたことがありまして、
    桜はいつ咲きますか?楽しみにしてます。と再三言われ、花見に一緒に行きましたが、彼女達も大変感動してくれました。

    日本人は大昔からなぜか好きなんよー、
    日本には桜の歌がたくさんあるよー、
    って漠然と説明しましたが、どんだけ理解してくれたんだか…。

    うまく伝えられなくても、桜が美しいと感動してほしいです、可愛い孫には。

    桜が満開の今、今年もツバメが我が家に帰ってきてくれました。
    昨夜も今夜も、二羽仲良く巣の淵に止まって朝まで過ごしてます。
    ツバメって本当に可愛いですね!
    これも、日本人ならではの?
    外国人にはうまく伝えられないことがまだまだありそうですね。

    1. ゆうきさん、桜もツバメも、どうして好きなのか外国人に伝えるのは難しいですね。
      ほかにも花や鳥はいるのに、なぜ?ときかれるとうまく答えられそうにありません^_^;

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