はりねずみ通信

愛する感覚

寒くなってきたので、コタツを出している(正直言うと、もうだいぶ前から・・)。
遅い夕食を食べ、お茶を飲みながらコタツに足を入れていると、猫が膝の上に乗ってくる。しばらくはいいのだが、体勢を変えたくなったり立ち上がることもある。猫はどうしてもそこから動きたくないらしく、しがみつくようにしている。

膝から下ろし立ち上がって、またコタツに座ると同じように膝の上に乗ってくる。
暖かいからそうするのだろうが、それならばコタツ布団の上でも十分なので、「なつきたい」という気持ちなのだろう。

大人になると、人間関係は好き嫌いという単純な感情では済まなくなる。
一歩外へ出てみると、自分をよく見せなければならなかったり、普通に会話する中にもちょっとした駆け引きがあったり、言葉に注意して過ごしたり、と複雑に気を遣わなければならない。
動物といるときは、そういうことを考えなくて済む。
「ああ、ぼくのことが好きなんだな」
と、とてもシンプルに思うだけである。

おそらく多くの家庭でも、動物たちはそのように人間を好きになり、人間はそんな動物を愛している。
愛する感覚を忘れないために、神様がくださった「しかけ」なのだと思う。

そういう人間と動物のつながりを守る仕事だと思うと、ときおり自分には大きすぎると思うこともある。
けれど朝になると、またがんばろうと思うのは、単細胞だからだろう。



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じゆう

 

「愛する感覚」への1件のフィードバック

  1. こんばんは(*^^*)
    『愛おしい』以外の言葉が見つからないです。
    だからこそ、ちゃんと見送らなきゃいけないって思うのですが、人の感情って厄介ですね…。
    先生にどれだけお世話になっても「まだ何かできたのではないか」と考えてしまいます。
    だけど、その経験一つ一つが今に活かされている気がします。
    先生に出会えて良かったです。

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