はりねずみ通信

強さと弱さの間

エコー検査やレントゲンのとき、動物にじっとしてもらわなければならない。このとき、看護師が保定をするが、どれくらいの力加減で持つかが難しい。
というのも、動物によって「好みの」強さが違うからである。
ゆるく持ちすぎると、動いてしまい検査に時間がかかる。そのため、ますます嫌がって余計なストレスを与えてしまう。
きつく持ちすぎても、やはり嫌がる。保定する人が、動かないように懸命になってしまうと、かえってよくないのだ。
そのため、適切に持つよう指示をするが、この塩梅を伝えるのがなかなかむずかしい(検査はストレスなく、短時間で終わらせるのが理想なので、ここはがんばってほしいところ)。

つまるところ、なんらかの技術は、この強さと弱さのあいだにあると言っていい。
最大限の力で押さえ込んでしまうようなアプローチは、たいていうまくいかない。かといって、弱々しく行うのも、達成する確率が低くなる。トップレベルのスポーツ選手は、いつも限界ぎりぎりの動きをしているのではなく、最後はどこか余裕を持っているように見える。

強さと弱さについて、外科手術でも同様なイメージを持っている。
動物の身体はとても繊細なので、手術の際も「どんなことでもできる」と傲慢になってはならない。
どんな場合でも、これ以上踏み込んではならないならない限界点が存在するので、手前でストップする。
かといって、おそるおそる手前で止まってしまっては、よい結果が出せない。

その臨界を知ることが肝要である・・。と、いうのはたやすい。何年行っていても、口では説明できないことも多いのだ。

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すっかり

 

 

「強さと弱さの間」への3件のフィードバック

  1. ありがとうございました。
    帰って来て直ぐにお兄ちゃん犬
    お姉ちゃん犬に匂いを嗅かれ
    ハランはキッチンに行きウロウロしていたのでお腹が空いてると思いフードを少しあげると嬉しそうにペロッと食べ
    昼寝をして夕食も完食しました。
    術後、一日で元気で食事も食べて
    傷口も気にしてることないです。
    本当に小さな傷口ですね。
    大人しくするように気をつけておきます。

  2. こんばんは。
    今日も食事、便、オシッコも術前と変わらず順調でした。お昼寝も気持ちよさそうにしていました。

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