はりねずみ通信

医師の言葉

妹が仕事中に指を大きく切る怪我をした。
救急病院で縫合術などを受け、傷そのものは整復したのだが、指先の神経を損傷しているようで、感覚がないとのことだった。

そこで先月、指の専門医に手術をしてもらったそうである。
手術時間は2時間。

わたしも人間の指の神経外科について詳しく知っていたわけではないが、顕微鏡を使ったマイクロサージェリーという特殊分野の中でも、「指の手術」は特別高い技術がいる、と聴いたことがある。
妹を担当した医師は、調べてみるとその道のエキスパートだったようだった。

指が包帯でぐるぐる巻きになった写真を、妹がLINEで送ってきた。
その医師はこう言ったのだそうだ。
「2週間安静にすると、9割の確率でくっつきます」

妹は「ああ、そんなものなのか」というような雰囲気だったが、医師のこの言葉に私は引きつけられた。
神経は一度損傷すると、きわめて再生が難しいといわれている。
顕微鏡で見なければわからないような指の神経を縫合し、きちんと機能がこの確率で戻ることを断言できる医師は、どんな人だろう。

難しい手術を行うとき、さまざまなリスクを並べ飼い主さんを怖がらせるのではなく、
「こうすればこれだけの確率で治りますよ」
と言えるようになりたい、と思ったのだった。

 

 

たのだった。IMG_8341

新館の窓からみるぴよ(みえない?)

「医師の言葉」への4件のフィードバック

  1. 妹さん、早く2週間が過ぎて手が使えるようになられると良いですね!
    痛いでしょうが、安静に&お大事になさってください・・・

  2. 入院中の愛犬の病状説明の時に
    「僕は、良くなると思ってますけどね」って先生が言われて…。
    思わず泣きそうになって、耐えました。
    確率ではないですけど、心強い言葉でしたね。
    お陰で、前向きに過ごせています。

    妹さんの指も、良くなりますように。

    1. ルンルンさん、根拠がないときでも治るのがわかることがあります。
      心配かと思いますが、もうちょっとがんばりましょうね。

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