はりねずみ通信

人体の拡張

メガネで遠近両用というと、レンズの上の方で遠くを見て、下の方で近くを見るという設計になっている。
では、コンタクトレンズではどうなっているのか。
調べてみると、中心から放射線状に近眼レンズと遠視レンズが交互に配置されているのだとか。
バームクーヘンのように、異なる性質のレンズが並んでいるのである。

これで近くも遠くもどうして両方見えるのか。
実は、脳が網膜に写る画像を「調整している」のだ。
遠くを見るときは、頭がイメージした画像に合うよう、脳が遠視レンズからの画像を選択する。近くの場合は、その逆。
ピントが合うほうの情報を取捨選択しているとのこと。

これを考えた人はすごい。
この時代に生きていてよかった。
(100年前だったら、とうに職場から追放されていた)

近年、「人体の拡張性」についてのさまざまな技術が開発されている。
CT画像から得られた臓器の3D画像を、手術室内で投影し、あたかも目の前に実物と同じ臓器があるように見せるVR(バーチャルリアリティー)。
AI(人工知能)を用いた診断システム。
運動機能をサポートするモビルスーツ。
これらを駆使すると人間の能力はどこまで拡張できるだろう。

ただ、機械では置換できない「感性」が落ちてしまうと、元も子もない。
好奇心や、失敗を恐れない勇気、くじけない心は保ちたい。


マルチフォーカスのコンタクトレンズで、昨日いくつかの手術をしてみた。
普段の見え方は8割くらいの満足度だとすると、手術中はほぼ100%満足できる見え方だった。
無影灯で照らされた視野や、部屋を暗くして明るいモニターを見る手術では、おそらく瞳孔が散大している(アドレナリンが出ているのもある)。驚くほど鮮明に術野が見えるのである。
モニターと手元を随時見るような場合に、非常に適していると思う。老眼で困っている医師や獣医師にお勧めしたい。




はりねずみ体操フルバージョン、YouTubeにアップしました!

「人体の拡張」への4件のフィードバック

  1. こんばんは(*^^*)
    >脳が網膜に写る画像を調整している。
    脳もすごいですが、考えた人、ほんとすごいですね!!
    意識と脳の機能って、どんな繋がりで動いてい
    るのでしょう。
    命令は意識?
    なんて書こうか考えている「仕組み」はどうなっているの?
    疑問だらけになりそうです(笑)
    フルバージョン、ありがとうございます
    !!
    チャンネル登録して、念には念でメモにコピーφ(•ᴗ•๑)メモメモ…
    これでバッチリです!
    脳と体、どっちも元気で過ごさなきゃ!(๑•̀ㅂ•́)و✧
    ほぼ100%の満足、おめでとうございます!
    先生の満足は、私達飼い主の満足に直結するので、コンタクトに感謝です(*^^*)

  2. 遠近両用レンズぴったりよく見えて良かったですね。^_^
    コンタクトは眼鏡をかけてる時みたいな煩わしさが無いからほんといいですよね。洗浄液をいつも絶やさないようにしないといけませんが便利です。

    ハリネズミ体操バージョンアップ。腕回したり背伸びしたりして背筋伸びて気持ち良さそうですね。肩を、最近使わないせいか肩や腕が痛いから試してみます。

    1. まきあさん、はりねずみ体操は10分で全身まんべんなく動けるよう工夫してあります。是非試してくださいね(^^)

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