はりねずみ通信

ボディランゲージ

動物は言葉を話せないが、さまざまなボディーランゲージで自分を表現している。
動画を使ってそれを示したい。

まず最初。

晴れの日。
もともとベランダに出るのが好きで、機会があれば出たがる。いつもは出さないような声でニャンニャンないているのは、うれしさを表現しているからである。最近は角の鉢植えが気に入っていて、そこへ上がろうとしている。全身に迷いがなく、やりたいことを好きなようにしていることがわかる。

次に、別の日に撮影した動画を示す。

雨の日。
いつものようにベランダへのドアを開けてやっても、出てこようとしない。雨のあとなので、ベランダが濡れている。濡れたところが嫌いなので、出たいが、出ることができない。その葛藤状態が、全身に現れている。猫は表情筋が人間より乏しいと言われているが、よく見ると「困った顔」をしている。すると、もう一匹の猫が現れ、やすやすとベランダに出た。この猫は、足が濡れても気にしないのである。「ひとがやっているので、じぶんも」とちょっと思うが、やはり生理的に受け入れられない。葛藤はさらに深まる。
フラストレーションが高度に高まった結果、次にとる行動は「その場を移動する」ということである(これは人間もよく利用する行動様式だ)。
立ち去る最後の後ろ足を注目していただきたい。右後肢を後ろに伸ばすような仕草をしている。かるい「伸び」をしているのである。「いろいろ悩んで見せたが、たいしたことがないよ」という表現である。このほかにも、意味もなく頭を掻いたり、別のものに関心があるようにふんふんと匂いをかぐこともある。フラストレーションの転嫁、と考えられる。

 

「ボディランゲージ」への2件のフィードバック

  1. 先生、コメントは久しぶりに書きます

    言葉で表せない動物も、行動で 気持ち分かりますよね~。

    新しい薬の効果か、ももちゃんが おもちゃで遊びだしました。(笑)
    6才にして 初遊び。
    もしかしたら、今まで 痒みで遊ぶどころではなかったのか?薬の効果なら嬉しいです

    ただ、興奮すると、赤ちゃんの時の癖がとれず甘がみをしてしまう。
    こんな ももちゃん、見たことないので 甘がみされながら、ニヤニヤ(笑)
    反応も良いです!ものすごく表現してきてます

    1. ももさん、皮膚のかゆみは性格や行動にも影響すると言われています。
      遊ぶようになって、よかったです(^^)
      もう少し経過を見ていきましょうね。

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かない動物病院
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