はりねずみ通信

プレゼン

学会発表をどう行うか。
今回心がけたのは、昨日書いたように「なぜ(why)」から話を始めること。
人の前で話す場合、それを行う前に必ず動機がある。一番大切なのに、そこを飛ばして発表をはじめることが多かった。なぜ発表者が心を動かしたか。そこから話し始めなければならない。
もうひとつは、聴衆がだれか、ということである。
今回の北海道の学会は「獣医麻酔外科学会」であったので、獣医師の中でも外科疾患に関心がある人が集まっている。私が発表した胆嚢摘出も、多くの人が日常的に行っている手術である。それを腹腔鏡で行った場合、どんな点がよいか、どんな点が大変か。それを具体的に知りたいと思うだろう。
それをとても強く意識して、スライド作りを行った。

発表の中でも、開腹手術と腹腔鏡手術を比較して、ただ単に優位点だけを強調することを避け、現状ではここまでできていること、自分としては多くの利点を感じるが今後の課題も多いことなど、等身大で語ることにした。
相手があっての発表である。
こちらが上からの目線で話したり、自慢するような口調であれば聴く人の心に響かないだろう。いいことも悪いことも正直に話すひとのほうが、やはり信頼されると思う。

そういった、フェイス to フェイス、という気持ちで学会発表したのは初めてだった。
今までは挑むような心持ちで発表していたが、今回は会場の人と対話するようにできたのではないか。まだまだ課題は多いが、人に伝える喜びを感じることができたことは、大きな収穫だった。

大きな示唆を与えてくださった著者の杉本先生には、感謝の言葉もない。
(わざわざ昨日の記事にコメントくださって、ほんとうにうれしかったです)
これからも、だれかの心が動くようなプレゼンをしていきたい。


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のびのび

「プレゼン」への4件のフィードバック

  1. 先生、すごいですねo(^o^)o
    杉本先生からのコメントが、昨日はいってるのをみて、びっくり。
    全然関係ない私ですが、とってもうれしかったです。そういえば、名前がでてこない、レスリングされてる有名な先生からのコメントもありましたね。
    すごい、すごいo(^o^)o
    ジュンが胆嚢だったかな?摘出してもらった時、すごい事になってたみたいで、緊急手術してもらい、開腹だったのですが、2日後ぐらいに退院。手術して5日後に散歩中、池で泳いでしまい、あわてて先生のとこにつれていったら、大丈夫ですよとの事。今さらながら改めて、先生のすごさ、あ~なんていえばいいんだろう。
    感謝感謝です。

    1. レックスさん、入不二先生です(^^)
      やっぱりこうやって発信していることで、いいこともあるんだなあと思います。

  2. 是非ともプレゼンそのものが目的にならないように、共感から一歩心を動かす活動を続けてください。札幌より。

    1. 杉本先生、ありがとうございます。
      スタッフと一緒に仕事をする上でも、共感をもとにできるようにしていきたいと思っており、杉本先生の「普段からプレゼン思考をもつ」という考えを実践しようと思います。

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