はりねずみ通信

ぴょんぴょんする

PLDD(経皮的レーザー椎間板除圧術)をしたあとは、1ヵ月間は安静を保たなければならない。椎間板の中心にある髄核にレーザーの熱がかかり、椎間板の圧力が下がるまでに1ヵ月程度を要する。その間、激しい運動をすると、悪化してしまうことがあるからである。

ところが、PLDDを行うことで動物の腰の痛みそのものは、比較的早く改善する。術後1週間もすれば、痛みが減って腰は軽くなっていく。これは、レーザー光の鎮痛作用と考えられている。
椎間板ヘルニアを起こすと、椎間板周囲に知覚神経が張りめぐらされ、「椎間板そのもの」が痛くなっていく。これを椎間板性疼痛、という。ヘルニアが神経を圧迫するのとは違う理屈で痛みが出るのだ。
椎間板性疼痛は、レーザー照射で急速に改善することが多い。そのため、術後すぐ元気になるのである。

ということは、元気になっているのに安静を保たなければならない、という状況が生じる。動物の性格によっては、これはかなり難しいこともある。

「うちの犬は、うれしいとき、ぴょんぴょんするんです。これはよくありませんよね?」
そうである。立ち上がる姿勢でぴょんぴょんするのは、腰に負担がかかってしまう。
「できるだけそういうシチュエーションを作らないようにしてくださいね」
そうは言うが、なかなか難しいかもしれない。

昨日、ふと窓から外を見ると、向かいのマンションに宅配ピザが届けられているようだった。
ドアが開き、母親がピザを受けとっている間、うしろで子供がぴょんぴょん跳びはねている。ピザが来たのがうれしかったのだろう。
大人はいつからぴょんぴょんしなくなるのか。そんなことを考えた。

動物は大人になっても、うれしいときは全身で表現する。
そういう日常生活ができるために手術を行うので、時期が来たらぴょんぴょんしてほしいが、1ヵ月は待ってね。


IMG_7521
びゅん

 

「ぴょんぴょんする」への11件のフィードバック

  1. 本当に犬に安静は難しいですね~
    がくも PLDDをした後 痛みが減ったのか 歩き回ったり平気で段差を下りたり上がったりして困りました。
    かない先生が ゲージに入れてみたら?って言われたので 10年位入れてなかったゲージを組み立てて入れました。
    歩き回れなくはなりましたが 自由になれないので泣いて困って 結局出しました(笑)
    一生懸命工夫したり 怒ったりしてる私の様子を首を傾げて見てはしっぽを振って走り回っていました。

    それと 大人も若い頃は嬉しい時はぴょんぴょんしますよ!(私は飛んでました)
    だんだん 歳がいくと色んな所が痛くなったり 体が重くなって 飛びたくても飛べないんだと思います(^-^)
     

    1. がくさん、そうか、ぴょんぴょんできなくなるのは身体的な問題なのですね^_^;
      中高齢以降は心でぴょんぴょんすればいいですね(^^)

  2. この歳でピョンピョンは、さすがに恥ずかしいですよぉ~(笑)
    それ以前に、ひざやあちこちが痛くて、飛び跳ねたくてもできない?(笑)

    となると・・・大人はどうやって素直に喜びを表現してるのでしょうね?
    ばんざーい!って両手を突き上げる? いやいや・・・どうだろう?
    また観察してみます(笑)

    1. Hanakoさん、大人もたまにはうれしさを全身で表現してもいいでしょうね。しっぽがあれば振るのになあ・・。

  3. 先生・・Hanakoさんへの返信には、笑えました(^^)
    人間に尻尾がついていたら、お世辞も言えませんね。
    口で上手い事言っても、尻尾が下がってたら、バレますね・・。
    動物は、正直です。。(^^)あんこは、尻尾の振り方を知らない様です。嬉しくても、ピクリともしません。
    一度だけ、眠っている時にブンブン振っていました。
    小さい時に離された母犬の夢でも見ていたのでしょうか・・。

    木曜に予約しています。宜しくお願いします。

  4. きなこさん♪

    私、さらりと読み過ごしてましたが・・・
    確かに人間にしっぽがついてたら面白いかも!ですね(笑)

    いろいろ想像して笑いました(笑)

  5. ぴょんぴょん。ディーンも退院後2日目からしてました・・・
    ケージに入れても屋根がないから立ち上がる。ソファーにジャンプ。おもちゃを咥え走り回る。
    室内のディーンロードにはヨガマットを敷き詰め。それでもダッシュしてます。
    ファスナー付きのソフトケージを買ったんですが、怖がり入らず。
    洋服を着せると全身ブルブルやケージに頭だけINでスネスネだったり。
    一番効果的なのが空の大きい段ボールが嫌いなので、部屋に置くと大人しかったです。

    また一緒に散歩出来るようになり嬉しいです。
    退院後も病院嫌いにならず待合室で嬉しそうでした~
    診察後の帰りはいつも、しばらく「帰えらへ~ん」と病院前でコギストしてます~

  6. Hanako さん。
    人間に犬の尻尾と猫のゴロゴロ言う喉があったら、
    面白いですね(^^)
    本当に、動物は正直ですね!
    動物は、私の生きる力です。。(^^)

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

  • お問い合わせフォーム
  • よくある質問
  • 問診表ダウンロード
かない動物病院
兵庫県姫路市野里569-1
電話番号079-284-8172
病院案内
診療時間
9:00~11:30
×
16:00~19:00 × ×

※ 水曜日は外来休診
※ 院長(金井浩雄)は予約診療のみ(9:00~11:30、16:00~19:00)
休診 : 土曜日午後、日曜日