当医院の手術について
手術は、緊急を要する場合以外は予約制となっています。
当院では腹腔鏡・胸腔鏡外科手術をはじめ、PLDD(経皮的レーザー椎間板除圧術)、関節鏡手術、VITOMシステム(拡大視野による精密手術)などに取り組んでおり、その技術向上のため日々研鑽を積み、クオリティーの高い外科手術をめざしています。
手術内容については事前に、方法・費用・入院期間などについて詳しくご説明しております。
分からない点や心配な点などありましたらご相談下さい。
不妊・去勢手術について
- 不妊・去勢の目的
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- 望まない妊娠を避けることができます。
- 将来予想される子宮、卵巣、精巣、乳腺、前立腺やホルモン性の病気を予防することができます。
- 問題行動を予防することができます。
- 不妊・去勢の欠点
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- 手術・麻酔のリスク
- 手術後の肥満。(食事の管理で予防できます)
手術に適した時期は?
一回目の発情前に避妊手術を実施すると、乳腺腫瘍の発生確率がゼロになることがわかっています。
発情期は犬や猫の種類や体の大きさで個体差はありますが、当院では生後6ヶ月を目安にしております。
「いつかは避妊手術をしたい」と思われている場合は、行う時期が非常に重要なため、早めに相談ください。
オスの去勢手術は生後6〜8ヵ月をお勧めします。
手術の流れ
1 | ご予約 手術は月曜から金曜日に行っていますので、都合のよい日をお決め下さい。通常2−3週間先まで、 予約が詰まっていることが多いので、早めの予約をお願いいたします。 |
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2 | 術前の検査手術が安全に行えるかどうか、術前に血液検査や超音波検査を行うことがあります。 |
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手術のご説明 メスの避妊手術に関しては、通常の開腹手術か腹腔鏡による手術かを選んでいただきます。 麻酔・手術について、術後の術後の注意点は、下記のページをご参照ください。 |
手術・入院につてのよくある質問
- 小型犬ですが、手術は大丈夫でしょうか?
全身麻酔は、安全性高い麻酔装置を用い、心電図や血圧をモニターしながら、細心の注意を払って行っています。手術法も、できるだけ傷が小さく、負担が少ないように配慮していますので、ご安心ください。
- 高齢犬ですが、麻酔や手術は可能ですか?
心臓病や内臓疾患がある場合は、麻酔のリスクが高まりますが、麻酔がかけられない年齢はありません。切開を必要とする手術ができない場合は、PLDD(経 皮的レーザー椎間板除圧術)という選択肢もあります。痛みや麻痺を我慢して高齢期を過ごすよりも、それらの問題をできるだけ改善するほうがよいことも多い です。