動物の身体に負担が少なく
効果の高い治療を行っています。

低侵襲治療とは
低侵襲治療とは動物の身体にできるだけ負担の少ない治療をいいます。
当院ではPLDD(レーザーによる椎間板減圧術)、腹腔鏡手術など、侵襲が少なく効果の高い治療を行っています。
  1. 痛みが少ない
    低侵襲手術は、通常の外科手術よりも痛みが少ない治療法です。傷が小さいため動物が傷をなめることがなく、術後のストレスが軽減します。
  2. 入院期間が短い
    低侵襲手術の入院期間は短く、避妊手術や生検では日帰りが可能です。その他の手術法も、2−3日以内の入院期間であることがほとんどです。
  3. 合併症が少ない
    臓器への侵襲が少ないことから、他の手術法に比べ合併症が少なくなることが期待されます。
検査と手術の
ための設備
検査の段階での麻酔をできるだけ避けるため、高速撮影が可能な80列CT装置を導入して、無麻酔撮影を実施しています。また、手術を安全に行うための充実した麻酔設備・低侵襲外科を行うための専用手術室が設置されています。
内視鏡外科
腹腔鏡手術・胸腔鏡手術などの内視鏡手術は、傷が小さいだけでなく、より精密な手術を行うことができるため、術後の改善が早く早期退院が可能になります。当院では避妊手術だけでなく、胆嚢摘出・副腎摘出などのより難易度が高い手術を内視鏡下で行っています。また特発性乳び胸の心膜切除・胸管結紮を完全胸腔鏡下で実施しています。
PLDD
椎間板ヘルニアの治療のため、レントゲン透視下で椎間板に針を穿刺し、レーザーファイバーを導入して椎間板の減圧を行うPLDD(経皮的レーザー椎間板除圧術)を行っています。慢性経過のハンセンⅡ型椎間板ヘルニアに特に有効です。入院期間は1-2日です。
顕微鏡手術
頸部椎間板ヘルニアに対する腹側減圧術(ヴェントラル・スロット法)、ハンセンⅠ型の椎間板ヘルニアにおける椎弓切除、重症のハンセンⅡ型椎間板ヘルニアにおけるコルペクトミーに対し、手術用顕微鏡を用いた精密な手術を行っています。また、手術用顕微鏡は犬や猫の尿管結石摘出術にも用いられます。

こんな場合、お気軽におたずねください

きちんとした診断結果を知りたい
病気の原因がはっきりしない状態で治療を進めると、よい結果が得られない可能性があります。当院では、治療や手術を実施する前に可能な限り確定診断を行ってから治療・手術を行います。また、その結果をわかりやすく説明し、同意の上、治療を進めていきます。
動物により負担の少ない検査や手術を選択したい
いくつかの検査法・手術法が存在する場合、できるだけ動物の負担が少なくなる方法を提示します。「より動物の負担が少ない方法がないか」とお考えの場合は、お気軽におたずねください。
麻酔や手術が心配・・
「手術を受ける必要があります」と言われたとき、年齢や体力を考え心配になることが多いと思います。当院ではより安全な麻酔法の選択、手術時のモニター(心電図や血圧など)、低侵襲な手術法により、従来リスクが高いと言われていた重症例や高齢動物の手術の安全性を高めています。

病院案内

動物と人に寄り添う

新しい技術を取り入れながら身体に負担のかからない最適な治療を行います。

〒 670-0811
兵庫県姫路市野里569-1

GoogleMapへ
079-284-8172

受付時間 9:00~11:30 16:00~19:00